着物を着るということで今の自分を知る


2023年11月に無重力着付けを習い、
その日の夜から浴衣で寝るのを始めました。

習う前なんて
浴衣で寝るとかムリ、ムリ。

あ、浴衣ってのは
旅館に置いてあるような浴衣ではなく、、、
祭りに来ていくような浴衣で
しかも帯までしめて寝る。

浴衣で寝るのはムリって思ってたのが
講座を受けてびっくり。
講座にはお昼寝タイムがあって、
そこで寝転がると邪魔だろうと思ってた帯が
邪魔じゃない!

パジャマやと固いところで寝れなかったのが
畳の上でも心地いい。

てなことで、
その日の夜から浴衣寝を始めました。

そこから家の中は浴衣で過ごすように。

そして
日中も着物で過ごすようになり気づいたのが


"着物はバロメーターになる"ということ。


まず、布と向き合う時間が必要なので
余裕がないと、着た時に雑になってしまう。

そして、
無重力着付けは自分の感覚を頼りに気付けるので
自分に向き合うことになる。

着た後も
疲れてきたら袖をひっかけたり、
裾がうまく捌けなかったりしてきたら
身体が疲れてきた証拠。



今の自分は余裕があるのか?
自分に向き合えているのか?
今日の体のコンディションは?
いま疲れてきてない?

こんなふうに
着物を通して自分を知れる。


ぐったりくる前に休憩を入れれる
頑張りすぎない
自分に素直になれる

着る物から自分へ気づきをもらえるなんて
こんな世界があったんだなぁ。と
着物生活を続けて思うのでした。

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