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10: ゲームから親子の学び。

真ん中双子4人の子育て奮闘中ママ。
(9歳息子ヨウ、6歳双子の息子カイ、リク、4歳娘ツキ)
自分の心と向き合い始めた今の私の日々の気づき、想いを綴ります。
初めましての方はこちらから→https://note.com/yui_watashiiro/n/n4a41ab67c354


息子がゲームをしているときの話。
何度もチャレンジするもなかなか先に進めない。

それを隣で見ていた私は
「あそこにいくには、今こうすればいいんだよ」
とアドバイス。

息子:「えー?どういうことー?俺はあそこに行きたいのー」
私: 「こうすればいいんだよ」
息子:「違う。あそこへ行くの」
私: 「だーかーらー、こうしたら早いんだよ。」
息子:「えー?」

と言いながら私のアドバイスを受け入れず
一向に自分のペースで進める息子。

絶対こっちの方が早いのに。
なぜやらないの🤔?

結局、散々やった後に、
「ねぇママ、できないよー。どうしようー」
と言ってきたので、
「だから、こうしたら?あそこいけるでしょ。こうしたら早いんだよ」
と伝えたら
「そうなのー?」
ってやってみて、
「おー、いけたー!」
とクリアした。

そこで私は
「ほら、だから言ったのに。」と思った。

そこで気づく。

あっ、
私、押し付けてた。


息子は最初私にアドバイスは求めてなくて。
私が一方的に伝えた言葉に
必要性を感じなくてスルーしてたけど、
自分から聞いてきた時には
そのまま実行していた。

当たり前といえば当たり前の話。


子育てで先回りしないとか
待ってあげるとか見守るとか、
もしかしたらこういうことなのかも?


あぁ、もどかしい。
絶対にこうしたら早いのに〜
こうしたらできるのに〜
って気持ちは私の気持ち。

息子は自分でゲームクリアするために
試行錯誤しながらも自分で進もうとしていた。

そんな気持ちを
なくそうとしていたかもしれない。


以前の私なら
「こうしたら絶対に早いから。やってごらんよ」って
しつこく押し付けたあげく、
やらない息子に
「アドバイスしてるのにー、
 聞かないならもうアドバイスしないよー」
って勝手に怒ってた。
(なんてワガママな。笑)


「あなたのために言ってるのよ」
という一見優しく見える想い。

一方的すぎるアドバイスママだった。
(奥にあるのは愛情だけど。)

その後、ほら言ったでしょって
出来ないだろうという決めつけ。


なぜか?


きっと私は
【子供には私という存在が必要!!】
という気持ちがあって、私がこの状況を作り出したいだけ。

息子が離れていくことへの寂しさや、
自分の存在意義みたいなもの。
そこからきていると思う。

そんな、大げさな〜。笑
…と思うかもしれないけど、

本当に大げさ?
だって、自立は嬉しいことだけど、
寂しいと思ったり、
自分はもう必要じゃなくなるという気持ちはまったくないの?

あってもいい。
よね。

その気持ちを認めてあげない限り
ずっと心に居続けてしまうから。


そして
いろんな感情が渦巻いているのを感じながらも、
子供が自分のチカラで
歩んでいくことを認めて、
できるからがんばれって応援する。

突き放す訳ではなくて
見守る。


子供は子供のペースで生きているから。
私が先周りしていろんなことを言うんじゃなくて、
子供が求めてきたときに
答えてあげられるようにすればいい。

息子はこれからの人生
いろんなことがあると思うけど、
がんばっても自分ではどうしようもなくなって
本当に助けが必要となったとき
人を信頼し、助けて欲しいと言える強さをもってほしい。

そして、ここにも
助けて欲しいと言える相手(私のこと♡)が
いるよっていうことも知っていて欲しい。

そんな関係でいられたらいいな、と
未来の息子を想像しながら
思うのでした。

…


気付きのきっかけがゲームだけど…
まぁ、それでもいいか。

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