③大人な最年少ギャガー小瀧望〜新規ジャス民が思うジャニーズWESTの魅力〜
第3弾の今回はジャニーズWESTの最年少、小瀧望について語りたいと思います。
イケメンなのにギャグがお得意、品と知性あふれる大人な最年少、小瀧望。演技に歌にモデルにお笑い、なんだってできちゃう彼の魅力に迫ります。
ジャニーズWESTデビュー8周年を記念して、何回かに分けてジャニーズWESTの魅力をたっぷり語っていこうというこの企画。
第一弾では、『①多才で多彩な7色の虹〜新規ジャス民が思うジャニーズWESTの魅力〜』として、ジャニーズWESTってどんなグループなのか、デビューまでの道のり含めお話しました。
第二弾では『②ギアチェンジャー重岡大毅〜新規ジャス民が思うジャニーズWESTの魅力〜』として不動のセンター重岡大毅の魅力を語りました。
そちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです。
2.5枚目を目指して
デビュー当時より小瀧望が掲げてきたのはイケメンな2枚目のままお笑いもできる、言わば2.5枚目。
その目標通り、最近ではジャニーズWESTのギャガーという肩書を手に入れています。
小瀧望は頭の回転が早く、知性あふれる人という印象を私は持っています。ギャクが思いつくのもそれ故でしょう。
ジャニーズWESTの冠番組『リア突WEST』(テレビ朝日系列全国ネット毎週日曜13:25より放送)では、ギャガーとしてギャグを無茶振りされることも多いのですが、それにも見事に答えて笑いを取っています。
勢いあるギャグというよりは、落ち着いたテンションで繰り広げられるギャグというのが特徴的で、そこがお笑い芸人さんとは違う面白さだと思います。イケメンな2枚目な雰囲気を崩さないままギャグで笑いを取っているのが素敵なんですよね。
ギャグに限らず、トークの間や、ツッコミ・ボケのときの一言のセンス、どれをとっても面白い。
あと私的に好きなのは尾崎豊のモノマネです。ガチでうますぎる。世代的に尾崎豊さんのことはよく知らないのですが、YouTubeで見たらそっくりすぎてびっくりしました。
こんなにモノマネが上手なのにそれを売りにしてないところもまたかっこいいです。
舞台で輝く演技
小瀧望は舞台『エレファント・マン』の演技が高く評価され、2021年、権威ある読売演劇大賞で優秀男優賞と、新人賞にあたる杉村春子賞のW受賞を果たしました。
『エレファント・マン』はこれまで世界中で長く公演され続けてきた名作です。膨張した頭部、著しく変形した身体、その外見から「エレファント・マン」と呼ばれ蔑まれた青年ジョン・メリックが、実は素晴らしい知性を持った心の美しい人間である、という様を切なく愛しく描いています。
これまでの舞台では、ジョン・メリックの容姿は特殊メイクで表現されてきましたが、今回小瀧望は一切の特殊メイクを施さず、自ら体を歪め、顔を歪め、ジョン・メリックを表現しました。
https://setagaya-pt.jp/performances/201011theelephantman.html
私はチケットを当てられなかったので、配信で見させていただきました。
小瀧望はジャニーズトップクラスの184cmという高身長を誇り、モデル業もこなすイケメン。そんな美しい容姿の彼が特殊メイクなしにジョン・メリックを演じられるのか、、そんな不安は一瞬で吹き飛ばされました。
むしろ、美しい容姿の彼だからこそ、ジョン・メリックの美しい内面が見えたように思います。そして、小瀧望が普段からにじませる知性はジョン・メリックの知性と重なる部分があり、もはや舞台上で、彼はジョン・メリックにしか見えませんでした。
小瀧望の演技を一言で表すなら、まっすぐだと私は思っています。
わざとらしいところがなく、とにかくまっすぐ真摯な演技。狙っていない、感動させようとか笑わせようとかそんな思惑を一切感じさせない、ただただまっすぐで自然な演技。
やろうと思ってもなかなかできるものではないでしょう。
テレビドラマとかだとその容姿のかっこよさがむしろ邪魔をしているのか、演技力の高さが見えづらいのですが、舞台だと彼の演技は激しく輝きます。
声もよく通る真っ直ぐな声なんですよ。
いつか彼の演技を生で見てみたいです。
真っ直ぐな歌声
ジャニーズWESTの不動のセンターは重岡大毅ですが、実は小瀧望がセンターとなっている曲も多くあります。
演技でも真っ直ぐな演技と言いましたが、歌もとにかくまっすぐな印象です。
YouTubeにあがっている『想い、フワリ』
この最初に真ん中にいて、第一声を歌っているのが小瀧望です。
真っ直ぐな歌声という意味がわかっていただけるかと思います。
先日行われたメトロック、私も見に行ったのですが、小瀧望のまっすぐ響く大きな歌声は伸びやかで力強く、思わず息が漏れるほどに素敵でした。
野外フェスということで音響的に声がマイクに乗りづらく苦戦するメンバーも多かった中、小瀧望と重岡大毅の声量は凄まじく、ジャニーズWESTのロックを牽引していました。
尾崎豊のモノマネを得意としているだけあって、ロックな歌い方もお手の物です。
YouTubeにあがっている『つばさ』がわかりやすいかもしれません。
画面右から3番目が小瀧望です。
大人な最年少
2022年現在25歳、デビュー当時は18歳というジャニーズWEST最年少の小瀧望。最年長の中間淳太は現在34歳、デビュー当時27歳だったので、9つ歳が離れています。
小瀧望の次に若いのは藤井流星と神山智洋で、デビュー当時21歳だったので、3つ歳が離れています。
小瀧望は1人だけ未成年という若さでデビューした、グループの末っ子なわけです。
しかしながら、小瀧望はとんでもなく落ち着いていて、大人で、最年少だと感じさせません。
デビュー当時、いやジュニア時代から落ち着き払っていて、同世代の子たちと一緒に出ていても1人引率の先生かと思うくらいの大人っぽさでした。
品のよさと滲み出る知性もまた、大人っぽく見せる要因なのでしょう。勉強ができるとかそういう頭の良さではなくて、生きていく上での本当の頭の良さというのが彼にはあります。
ジャニーズに密着するドキュメンタリー番組、『RIDE ON TIME』。シーズン4でジャニーズWESTも取り上げてもらいましたが、その中でメンバーの濵田崇裕は小瀧望についてこう語っています。
メンバーも驚くほど大人なんですね。
自身もラジオで、先輩関ジャニ∞の村上くんに
「お前大丈夫か、老けすぎちゃうか」と言われたと話していました。
あと私が大人だなぁと感じたのは同じくRIDE ON TIMEで小瀧望が重岡大毅について語ったこの言葉。
そっと見守るだけです、、とか最年少の言葉とは思えないです。大人すぎる。
しかも、小瀧望が怒ったところやイライラしてるところをメンバーもほとんど見たことがないのだとか。
その朗らかさも大人ですよね。
末っ子らしい可愛さも
でも、ただ大人っぽいだけではありません。
メンバーにいたずらを仕掛けたり、濵田崇裕の膝枕で眠っちゃったり、末っ子らしい甘えん坊さも持っているんです。
メンバーみんなに愛されています。
桐山照史はかつてコンサートの最後の挨拶で小瀧望についてこう語りました。
何をしても守る、って最上級の愛な気がします。
メンバーから見たらやっぱりそのくらい可愛くて守りたい末っ子なんだな、と。
感動しいですぐ泣いちゃうのも可愛いところ。
いつも落ち着き払ってどこまでも大人に見えるのに、すーっと涙が落ちるのを見ると、ああ落ち着き払ってみせてるだけで、本当は心の内、思うことがたくさんあるんだろうなと感じます。
最後に
私がジャニーズWESTを最初にいいな、と思ったのは小瀧望をテレビで見たときだったように思います。
もともと嵐ファンだったこともあり、大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」で共演している小瀧望を見て、素敵だなと感じたのを覚えています。
チャラめのいまどき若者って感じの役だったように思いますが、嫌な感じがまるでなく馴染んでいて、セリフ回しにも面白さがあって、好きでした。
それから、嵐と共演した歌番組で、小瀧望にマイクトラブルがあってソロの音が入らなかったときがあったのですが、そのときの対応の気持ちよさが印象的でした。
キョトンとしてからメンバーと顔を見合わせて笑って。メンバー仲のよさも伝わりましたし、その後自分たちが悪いわけじゃないのに謝っているジャニーズWESTの雰囲気の良さに惹かれました。
それからずっと、なんとなく好きが続いていて、嵐の活動休止をきっかけにそういえば小瀧望のいるジャニーズWESTってどんなグループなんだろうって興味を持ったんです。
そして、『証拠』や『僕らの理由』といったロックな楽曲を見事に歌い上げるジャニーズWESTを知って、ファンになりました。
ファンになる大本のきっかけをくれた小瀧望に感謝しています。
ジャニーズらしい華を持っているという意味でも、抜きん出たお笑いセンスを持っているという意味でも、小瀧望の存在は大きいです。
真面目すぎて心配になるときもあるけれど、メンバーやスタッフとの和を大切に、穏やかで優しい彼がいるから、安心してジャニーズWESTを応援できる、私はそんなふうに思っています。
これからもまっすぐ歩み続けてほしいです。
唯畏