②ギアチェンジャー重岡大毅〜新規ジャス民が思うジャニーズWESTの魅力〜
第二弾の今回はジャニーズWEST不動のセンター重岡大毅について語りたいと思います。
そこのあなた、重岡大毅をただ元気いっぱいの人と思ってるなら、その認識改めたほうがいいですよ。
ジャニーズWESTデビュー8周年を記念して、何回かに分けてジャニーズWESTの魅力をたっぷり語っていこうというこの企画。
第一弾では、『①多才で多彩な7色の虹〜新規ジャス民が思うジャニーズWESTの魅力〜』として、ジャニーズWESTってどんなグループなのか、デビューまでの道のり含めお話しました。
そちらもぜひお読みいただければと思います。
不動のセンター
重岡大毅を紹介するとき必ず入れたいワードは『ジャニーズWEST不動のセンター』になるでしょうか。
デビュー以降、変わらずセンターを務める彼。ただ、彼らの冠番組『リア突WEST』(テレビ朝日系列全国ネット毎週日曜13:25より放送)では『影薄センター』といじられることもあり、あまりセンターというイメージを世間は持っていないかもしれません。
世間的な認知度で言えば、桐山照史や中間淳太の方が上のように思いますし、ジャニーズWESTをちょっとしか知らない人にセンター誰だと思うか聞いたら小瀧望と答える人が多いようにも思います。すらっと長身なイケメンで、たしかにセンターっぽい雰囲気ありますし。曲によってはたしかに小瀧望がセンターに立っているものもあります。
それでも、本人、そしてメンバーが口を揃えてジャニーズWESTのセンターは重岡大毅だと言うのは、なぜなのか。
ジャニーズWESTのファンになって、彼らを見ていると、ああジャニーズWESTのセンターは重岡大毅にしか務まらないなと思わされるんです。
4人→7人へ
まずお話したいのはジャニーズWESTデビューまでの道のり。前回のブログでもお話したので読んでいただけた方はわかると思うのですが、改めてお話させてください。
ジャニーズWESTは2014年にデビューしました。
メンバーは
重岡大毅
小瀧望
桐山照史
中間淳太
藤井流星
神山智洋
濵田崇裕
の7人です。
ずっと関西ジャニーズJrとして活動してきた7人。
ジャニーさんに直談判し、やっとの思いでデビューの切符を手にしました。
しかし、2013-2014のジャニーズカウントダウンコンサートで、まさかの重岡大毅・小瀧望・桐山照史・中間淳太の4人でデビューすると発表することに。7人でデビューすると伝えられ喜んでいたのに、7人より4人のほうが売りやすいという事務所の考えで、3人が切り捨てられてしまったのです。
4人で活動していくしかないんだと諦めかけたメンバーもいた中、重岡大毅はずっとブレることなく、7人でデビューさせてほしいと事務所に訴え続けました。自分はデビューできると決まっている中で、そのデビューが無くなるかもしれないリスクを背負いながらも3人が必要だと、7人じゃなきゃだめなんだとずっと言い続けたのです。
そのあきらめない強い心は他のメンバーをも奮い立たせ、メンバー全員で事務所と戦い、遂に7人でのデビューを掴み取りました。
デビュー後、雑誌で重岡大毅は以下のように語りました。
ここで、優しさとかじゃなく、3人が必要だと思ったから7人でって訴えただけだと、そう言い切るのもまた重岡大毅らしい強さが見えます。
彼がジャニーズWEST不動のセンターであるのは、デビューまでの道のりでもわかるように、メンバーの支えになれる、ジャニーズWESTの魂になれる、そんな強さと熱さを持っているからではないでしょうか。
もちろん曲でセンターに立つことも多いですし、落ちサビなど目立つ部分のソロを任されることも多いですが、そうじゃなくて、精神的なセンターという意味合いが強いように私は思います。だから、小瀧望がセンターに立って、目立つソロを任されてる曲がたくさんあっても、不動のセンターは重岡大毅なのだと、そう思います。
ちなみに、重岡大毅が作詞作曲した『オレとオマエと時々チェイサー』という曲がYouTubeにあがっています。ジャニーズWESTでカラオケをしたときの雰囲気とそのとき感じた気持ちを曲にしたとのことなのですが、ああ、重岡大毅から見えているジャニーズWESTってこんなに温かいんだ、と微笑ましくなりました。
7人でのデビューが間違っていなかったと、そう思わせてくれる名曲ですので、ぜひ聴いてみてください↓
ギアチェンジャー
ギアチェンジャー、それが新規ファンの私が重岡大毅に抱いている印象です。不動のセンターである彼がセンターである理由は精神的軸になれるという部分ともうひとつ、ジャニーズWESTのギアを変えられるというのもあるように思います。いや、精神的軸だからこそ重岡大毅の影響がグループに大きく出るということでもあるわけですが。
元気だったり暗かったり、動きまくってたり静かだったり、とにかく0、100で静動併せ持っているのが重岡大毅の魅力。
だからこそ、静かなところから一気に明るくしたり、元気いっぱいだったのを急にしんみりにしたり、そういうジャニーズWESTのギアチェンジが重岡大毅によって成されているように見えます。
元気いっぱい5歳児
メンバーやファンが重岡大毅を表現するときによく『5歳児』と言うことがあります。これはまるで5歳児のように元気で、よくわからない暴れ方をして、手がつけられないという状態を表しているわけです。
急にメンバーにいたずらしだしたり、ツッコまれるまでボケ続けたり、同じボケを何度も何度もやってウザがられたり、そんな感じです。
ジャニーズWESTに世間が抱く印象の一番は元気で明るくて面白いだと思いますが、重岡大毅が5歳児状態のときはまさしく元気いっぱい明るいジャニーズWESTが見れます。
年末のジャニーズカウントダウンでは、ジャニーズ元気5という、元気イメージのジャニーズ5人にも選ばれました。やはり、重岡大毅に対して元気いっぱいな人という印象を抱いている人は多いようです。
ジャニーズWESTは元気でうるさいと思ってる人が多いと思いますが、その第一要因は重岡大毅でしょう。彼がはっちゃけてるときはうるさくなりがちですし、とにかくパワフルなので。
ロックで熱く
近頃のジャニーズWESTはロックで熱い曲を歌うことが多いです。そのロックを牽引しているのが重岡大毅。そもそもがロックな人なので、ようやくそれを出せる曲に出会えたと言う方が自然かもしれません。まあ、メンバーみんな熱くてロックな部分持っているんですけども。
ジャニーズWEST、そして重岡大毅のロックさがよくわかるのはコンサートや歌番組で曲を披露するとき。
YouTubeにあがっているところでいうと、コンサートでの『証拠』がわかりやすいですかね。
真ん中で歌っているのが重岡大毅です↓
真面目に静かに
重岡大毅は実は繊細で、真面目で、地に足ついた考え方を持っている人です。人見知りでもあるので、知らない人と共演するとすごく静かになってたりもします。時折、考え込んで、黙り込んだりとかもします。
重岡大毅が静かにしんみりモードに入ったときは、ジャニーズWESTもちょっと静かになることが多いです。
シングル『証拠』の初回盤Bをブックオフで買って見たのですが、そこに『間違っちゃいない。』という重岡大毅が作詞作曲した曲のスペシャルレコーディング映像が特典として収録されています。
曲についてメンバーで語り合っているトーク部分も収録されているのですが、そこの重岡大毅がまあ穏やか。曲歌ってるときもそうでしたが、穏やかで幸せの塊みたいです。
自分の作った曲だから気恥ずかしいみたいな部分と、メンバーに歌ってもらえて幸せな気持ちと、なんかもう滲み出てて愛しかったです。
あと、重岡大毅がどれだけ繊細に真面目に感受性豊かに物事を捉えているか、みたいな部分が見えたりもします。
ファンなら証拠の初回盤Bは絶対手に入れるべきですよ。
演技に見える繊細さと力強さ
重岡大毅を語るならその演技についても語っておきたいところ。世間的には演技がうまい子として認知している人も多いと思います。
元気いっぱい、うるさい、みたいなイメージを持たれている彼ですが、普段いかに繊細に物事を捉え、感受性豊かに世界を見て、考えに考えを重ねて生きているか。
彼の演技を見れば、それがわかるような気がします。
最近で言うと、『#家族募集します』というドラマが放送されていました。
重岡大毅が主演を務めた作品ですが、その演技がとても素晴らしかったです。
妻に先立たれ、シングルファザーとして息子を育てていかなければならなくなった男の人を演じています。前向きで明るく、息子とも楽しい家庭を築いていますが、妻がいないことにどうしようもないやるせなさを感じるときがあったり、その死を息子に伝えられず苦しんだり、楽しいと哀しいが混在する様を見事に演じきりました。
重岡大毅らしい繊細さと力強さが出ていたと思います。
特に第一話は涙なしでは見れませんでした。
重岡大毅の演技は小手先ではなく、いつも苦しいほどに感情が乗っていて、心が揺さぶられます。
最後に
魅力があるというのはこういう人のことを言うんだろうな、と重岡大毅を見ていると思います。
照れて可愛かったり、5歳児みたいにいたずらしたり、繊細に真面目に物事に取り組んだり、どこまでも熱くなったり、猫かぶりの人見知りだったり、ライブ前の緊張は大好物ってスター性があったり、スベるの怖くてツッコミいないとボケられない弱さがあったり、自分の意見を絶対に曲げない強さがあったり、、。
とにかく多面的でギャップだらけで、この人に付いていきたいと思わせてくれたかと思えば、支えてあげなきゃって思わされたり。
新規ファンの私にはまだまだ理解できてないところもあるのでしょうし、メンバーでさえ「しげのことはよくわからん」と言っているのをたまに聞きます。
本当はどんな人なのか、正確には掴ませてくれないミステリアスさも魅力的です。
そして、重岡大毅が笑っていればこちらも幸せになるし、重岡大毅が苦しそうだとこっちまで苦しくなる、そんな周りを巻き込んで感情を動かす力みたいなものが彼にはあるように思います。
念願のロックフェス出演、初のドームツアーが決まり、波に乗るジャニーズWEST。
その中心で笑顔で熱く歌う重岡大毅が目に浮かびます。
大きく美しい虹がかかりますように🌈
唯畏