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洋風おうちごはん

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フレンチ中心に、洋っぽいおうちごはんのまとめ
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2021年1月の記事一覧

日本のパリごはんをパクったチーズなディナー

明日以降の下準備諸々は済ませたのに、肝心の今宵当日の献立に迷っていたところ、困ったときのご近所メニューが目に飛び込んできた。 アメリカンなマッケンチーズ!という食べ物らしい。 これ、チーズどっさりなグラタンじゃないの? Otto氏が好きな要素しか見当たらないので、日本のパリのビバリーヒルズ出身、マッケンおじのフライデーナイトご飯をフランスのパリでパクることを秒で決めた。 パクリ元はたまねぎとソーセージとブロッコリーとバランスよく野菜と肉が入っていたので、我が家の具はたま

磯香る、ほたての海苔バタースパゲティ

おばんです〜!え?あと3日で1月終わるの・・・?という事実に震えが止まらない私、ユイじょりということでやっている者です。 先週のブームだった早寝早起き節制生活は結局4日ほどで終了。私はストレスをアルコールで発散する傾向があると十二分に自覚しているけれども、昨今のドタバタであっという間にもとの生活に逆戻りだ。欲望に弱い、弱すぎる。 2021年1月。あっという間すぎてあまり覚えていないので、写真で年始からを振り返ってみる。あまり写真がないのはまあ祖母のことやなにやらで大体落ち

ビールが決め手のフランス北部名物料理、ウェルシュ

今日は、マッチョな激甘党、我がOtto氏が大好きなフランス北部の名物料理をご紹介しよう。その名も、「Welsh(ウェルシュ)」。 なーんて、さもワタシ知ってますみたいなドヤ感を出しているけど、このウェルシュ。私は昨日まで、実物を見たこともなければもちろん食べたこともないし、作ったこともなかった。Otto氏のリクエストに応えようと、見よう見まねで作ったのだ。 時はたしか年始に遡る。noteご近所の、たしかハマのあたりでビール煮の話題が出た時だ。 ビール煮といえば・・・そう

余りもので三位一体な一皿〜クスクス・チリコン・プティン

noteに書いたか失念したけれど、フランスは先週土曜日から全土で18時以降の外出禁止となった。前まで20時以降だったから、門限が2時間早まったわけだが、これが、我が家では意外な影響をもたらしている。 まず、Otto氏が帰ってくるのが1、2時間繰り上げになり、同時にアペロも夕飯の準備も早まる。それはすなわち、私の(ひとりでいられる)日中の活動時間が削られるということでもある。 最近、翌日のお酒の残り方や体力の遅々たる回復ぶりなどから、内臓機能の衰えと体力の低下を痛感すること

冬の定番、ラクレット(おふたりさまバージョン)

日本の冬の定番といえば、やっぱり鍋? 大勢でつっつきあうのもよし。ひとりでしっぽりもよし。あな恋し。 鍋的な位置づけでフランスの冬の定番を語るとすれば、一番に思い浮かぶのがラクレットではなかろうか。チーズフォンデュとともにスイスが本場だけど、フランスだとスイスとの国境付近、アルプス連なるサヴォワ地方が本場(Wikipedia参照)。 蒸したじゃがいもや生ハム・サラミなどのシャルキュルトリーに、溶かしたラクレットチーズを上からかけていただく。フォンデュがチーズの海に具をぼと

自家製バンズでイカ月見&鶏月見バーガー

イカ連盟、会長&府中支部の方、安心してください、忘れてませんよ。 毎月10日はイカの日🦑 年明けから喪に服している最中、カレンダーを眺めながら、「ああここまでには復活したい・・・」とぼんやり思っていた1月のイカの日。何を作るかはまったく頭になかったけれど、とにかくここを目標に。日曜日の朝にマルシェがあるから、そこでイカは仕入れて、作るものはそれから考えればいっか。 そういえば今週頭にOtto氏が「ハンバーガーが食べたい」と言っていたので、日曜イカの日の前日、つまり昨日の