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株式投資基礎お勉強①
おうち時間が増え、将来仕事がなくなったり給料が激減することもあるだろうなという不安に駆られ投資の勉強をすることにしました。勉強経過と知識をここで共有することで自分のモチベーションアップと、みなさんの勉強に一役買えるよう修一程度で学習内容を共有していきます!
まず勉強の手始めにSNSで有名な@sekanichi(yuki_minami)さんがおすすめしていた
”世界一やさしい 株の教科書”を購入し
証券会社の投資部門でお仕事をされているかたより3時間程度オンライン講習を受けました。
今日はそのオンライン講習で教えていただいた知識をここで共有します。
1.株式の時代背景
みなさん、株式投資についてどのような印象をお持ちでしょうか。
こわいな、お金なくなりそうだな、貯金の方が良くない?と考えている方が大半ではないでしょうか。
では下記の1949年から1990年までの日経平均グラフをご覧ください。↓↓
言わんとしてることはすぐ分かると思います。
1949年176円だった日経平均は1990年3万8950円になっていますね。41年間でおよそ221倍です。
しかしこの時期に大富豪になり、その状態を継続できた人や企業は数少なく2000年代に至るまで”失われた20年”と呼ばれる不景気が続きます。
このような背景から日本人の投資への苦手意識は形成されていると言われています。
2.株式投資に働く心理
大多数の心理として人は
”目の前にある利益は確実なものにしたい”=利益確定して売ろうとする(もうけがもっと出るはずのものを我慢できずに、買ってしまう)
”損失を被る場合はリスクを取ろうとする”=損切りしない(損するのを認めたくないという心理から損を大きくしてしまう)
このような心理が働くため投資が上手くいかなかった人、企業が数多く見られ1の失われた20年につながった一因と言われている。
3.投資で利益を上げる方法
株式投資が必ずしも当たるわけではありません。
しかしアメリカと日本の投資家を比較すると
アメリカ3勝7敗>日本7勝3敗
アメリカは負けが多いのにも関わらず、日本の投資家よりも利益を上げています。
この状況から分かるように、適切な分析手法を、指標を用い投資を行えばローリスク、ローリターンで投資が行えるということである。
それでは以下に四つの分析手法概要を示す。
①ファンダメンタル分析
企業の業績(決算)や財務状況、基本的にはマクロ経済(経済成長率 (GDP) や失業率や新規雇用者数などの雇用統計など)を元に金融商品の価値を分析する。
参考指標↓
※四季報に掲載あり
・PER 株価収益率→株価と会社の利益を比較し現在の株価(先見性の予想、業績予想)が割安か否かを判断する指標→低い方が割安
PER=株価÷1株当たりの当期純利益
・PBR 株価純資産倍率→低い方が割安、1倍を割ってきたら極めて割安
PBR(倍)=株価÷1株当たりの純資産
・ROE 自己資本当期純利益率→8%以上
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100%
・総資本回転率→1ぐらい
・財産レバレッジ→借金→低い会社の方が良い
・流動化率→100%以上が〇
②ファクター分析
株の上昇下落要因を調べる分析をする。
・Value株:割安株とよばれ景気にあまり左右されない/株価と業績などから評価して、割安で放置されている株
・Growth株:成長株とよばれ景気により乱高下する
③経営者で選択
企業の経営者の手腕、理念などに共感し選択する。
④テクニカル分析
タイミングを当てるためのツール。
株価の向かってる方向性(トレンド)を判断し、その変化点を当てることでタイミングを図る。
・トレンドは長いと5、6倍になる。短いと半年くらいで終わる。
・移動平均線を見る→ゴールデンクロス、デッドクロスを参考にする。
ゴールデンクロスは右肩上がり、デッドクロスは右肩下がり
引用 ETF Gate way、(https://www.etf-gateway.jp/technicalanalysismovingaverage1/ 閲覧日:2020/04/26)
・MACD 移動平均線の差、価格の変化率→ゼロ地点が大切、プラスの時上昇トレンド
・パラボリック SARという指標、トレンド系のサイン→
当日SAR=前日SAR+加速因数×(新値-前日SAR)
新値:上昇相場ではそのトレンドの新高値、下落相場ではそのトレンドの新安値のこと。
加速因数:一般的に初期値として0.02とし、終値が高値を更新するたびに+0.02ずつ加算される。上限は0.2まで。
・ストキャスティック オシレーター指標の一つ、指定期間の「買われすぎ」「売られすぎ」を示す→陽転銘柄は30%以下
※難平買いはダメ
4.株取引の原則
①ロスカットの原則
・株価がロスカット値に触れたら手仕舞う。
・指定時間内に予想株価に株価が動かない場合は手仕舞う。
②プロフィットホールド
資した銘柄に利益が乗ってきて、利益確定したくなる時、踏みとどまる。上昇トレンドが続いてる
原則として株価が上昇トレンドを続けている限りは含み益のある銘柄の保有を継続(プロフィットホールド)します。
トレンドの項にあったように、上昇トレンドにある銘柄は驚くほど大きく上昇することがあります。
手仕舞いは、トレンドの転換が見込まれたときに検討することになります。
③分散投資
・銘柄分散・・・Value株、Growth株、日本株、アメリカ株など、同時期に異なる動きをする株を分散させて買う
・時間分散・・・買う時期を定期的に別時期に買う
※GPIFのポートフォリオを参考にする
株式投資の勉強①では、様々な指標や見るべきポイント、心構えなどに関して記しました!
これからは実際に取引をする中での気づきを書いていきます!
では勉強②へ!!