バリキャリ母を持つ娘の末路 ~書く習慣day 16~
タイトルが「末路」だなんて、どんなネガティヴなことが書かれているんだろう、と思われたあなた、ごめんなさい、ただのお母さん大好き娘です。今日のテーマは「あなたの1番大切な人」。
私の母はバリキャリだ。
朝8時半に家を出て、夜は23時を過ぎたころに帰ってくる。もうずっと、15年くらいはこんな感じ。
前提として働くことが好きで、キャリアを追いかけたい種類の人であることは間違いない。じゃないとこんなに働かない。こうせざるを得なかった、ではなく、母が自分で選び取った道だと思っている。
仕事をする母は生き生きしている。
遅く帰ってきても、大量の業務量でも、大変そうではあるが、なんだか楽しそうだ。
そんな母に育てられると、
子供の頃からビジネスや社会、経済の話が当たり前に親子の会話に出てくる。
そのおかげで、苦労せずになんとなく世の中の動きを掴めていた。結果、アルバイトや仕事などで社会に出たときに自分の身の振り方がなんとなくわかっていた。
そして、母が家にいないので自立した子供になる。家事なんて小学生から自分のタスクのうちのひとつ。家事スキルを積み上げていったおかげで、一人暮らしして楽になったと感じる。とても得した気分だ。
わたし自身が働き始めてから、母は本当にタフな人だとつくづく思う。
わたしの仕事は定時で終わる。
定時きっかりで終わる仕事でもクタクタなのに、母はこれに加えて残業、出張、小さい子供2人のお世話をしていたなんて、本当に同じ人間かな。
世の中のお母さん、本当に尊敬します。
そして、今は時代が変わってきて本当によかったと思う。
今の時代、女性でも男性でも、家事や子育ては外の仕事と同等に扱われている。そして、家庭の仕事も外の仕事も夫婦で協力することが前提だ(であってほしい)。
母の世代で苦労した、母のような、沢山のキャリア女性たちのおかげで。
母も今、管理職として社員に家庭への貢献を推進しているようだ。
やり方や道は違えど、わたしも自分の夢を追いかけている。将来的には結婚も子育てもしたい。
バリキャリ母に育てられた娘の末路。
それは、自分のやりたいことを諦めない、という意地だけは強くなった夢追い人なのである。
末路というにはまだ早いか。
とにかく、お母さんありがとう。