英語での推し活に半年没頭したら、英語の小説が読めるようになった話
去年1月、Amazonプライムビデオのアニメ「天官賜福」にハマった。
アニメは今のところシーズン2までで、
物語の続きを知りたければ小説に手を出すしかない。
原著は中国語である…。
幸い人気作品なので、多言語に翻訳されているが、
日本語訳は当時2巻までしか出ておらず、
全巻読むなら、中国語原文か、英語かの二択を迫られた。
「著者、墨香銅臭の描いた世界をより正確に理解したい」
とオタク魂に火がついて、
アニメを見終えた翌月、続きの英語版小説を6冊購入した。
3か月くらいかけて、心身の苦痛を感じながら英検1級レベルの単語が目白押しの英文に向き合い、拙い英語力とDeepLを駆使し何とか全て読破した。
すごい感動して、DeepLで読み飛ばした部分とか、もうちょっと自分で読みたいなという気持ちが湧いてきた。
その後すぐ、オンライン英会話に入会した。理由は、推し活をもっとすらすら行うためだ。
英語での推し活を初めてやってみて、
『苦しい…、でも原作を英語で理解できた時、パーフェクトな発音でアニメの歌を歌えた時、めちゃくちゃ幸せ』と、人生をかけての趣味といってもいいくらいに、私の心が喜んでいることに気がついた。
当時の私の英語力は、
20代前半留学帰りTOEIC785
20年間くらい英語に触れず、さびつかせていた
IELTSを受けてみたものの、オーバーオール5.5
つまり、英語の小説を読もうとすると頭痛がするレベルである。
それでも、墨香銅臭先生の描く世界観を味わいたい。
いつもはすぐに諦めていた英語学習、今回は必死に食らいつき、
オンライン英会話、1コマ25分を10コマ以上毎日受講、
試しに8月にTOEICを受けて780、「あれ、これ900届きそうだぞ」と欲が出て
→文法やり直し、Evergreenを3回、出る1000を2回
→公式問題集2回分
11月のTOEICで860まで上がった。
久しぶりに英語版『天官賜福』を読み返すと、
『あれ、すらすら読めるぞ(歓喜)』と、
推しへの愛での力で、半年ほどで推し活が円滑に進む英語力を手に入れた。
この、推し活×英語にどっぷり浸かった半年、私はとても幸せで、
推し活×英語のおかげで、ずっとコンプレックスだった英語を、コンプレックスに思わないところまで引き上げることができて、推し活の質と幅、仕事の幅も広げることができた。
TOEICの文章は、お仕事関係ばかりだから正直なんにも面白くも色気もなくてつまらなかったけど、結果的にリーディングの力上がったからよし!
推し活を最大限楽しみたい気持ちがあれば、オタクは努力できる。
一気に英語力を上げることができる。
もし、「天官賜福」のアニメの続き、日本語版小説の続きを英語版の小説で読んでいきたい、DeepLもChatGPT使うけど、自分の力で読めるようになりたいという人がいたら、声をかけてください🌵