あの頃の自分は

もうすぐ2月。私にとって2月は思い出深い。
私は中学受験を経験している。
親に無理やり塾に入れさせられていたわけではない。私自身が中学受験をしたいと言い出したのだ。正直なんでその選択をしたのかははっきり覚えていない。でも、私立に行くことのメリットをどういうわけか知り、そういう環境に身を置きたいと思ったのだろう。

私は心の底から中学受験をして良かったと思っている。あくまで私の意見だが、少しだけメリットを書いてみる。個人的なメリットだけ書いてみる。



1.バカ脱出

以前も書いたが、私は地頭がいい方ではない。努力しないとどうしようもならないタイプだ。なんとなくで過ごしていた小学三年生までの成績はおそらく散々だっただろう。その当時私をいじめていた友達からもバカと言われたことがある。今考えるとそれは納得。頭で考えて理論立てて何かをするということができなかったからだ。受験勉強をすると小学校の勉強の先取りをする。最初は勿論基礎からだが、だんだんと難しくなってくる。難しいの度合いも桁違いだ。そのおかげで勉強するようになった。頭を整理しながら理論的に考えることもできるようになった。小学校の成績も上がった。
受験勉強をしていなかったら今頃どうなっていただろうと何度も思う。

もし良かったら読んでみてください

2.先取り

中学受験では、いわるゆ中学校でする勉強とは違った内容を習う。例えば微分積分を使わずに面積を出すと言ったようなことだ。文字を使えばあっという間に解ける問題もそれ以外の方法で解く。そこで勉強した解き方、考え方は後にとても役に立つ。中学受験の勉強をしてるからこそできる考え方がある。

3.環境

勉強して良かったと思うのは当たり前だか、6年間を過ごした環境には感謝しかない。地元の中学に比べてやはり私立は環境に恵まれている。メリットは言い出したらキリがないが、実験の環境だったり、学習のバックアップだったりといろいろある。先生も個性的で面白くて、かなり親身になってくれる人が多かったかな。


受験のメリットはこれだけではない。あくまで一部。
私は大手ではない塾に通っていた。地元の小さな塾だったが、それなりに厳しかった。でも今思うと先生は私たちの為に、私たちがベストを尽くせるように教えてくれた。(結構厳しかったけど(;_;))
クラスメイトとの関係は正直散々だった笑。(今だから言える。もう会いたくない笑)関わるのが面倒で距離を置いていたら、なんか嫌われた。
結果としては1日目で合格をもらい2日間で受験は終わった。問題との相性もあってか、1日目の試験の後は絶対合格という確固たる自信があった。あれから8年経っているが、自分の番号を見つけた時の嬉しさはいつまでも忘れていない。

中学受験はある意味私の人生を変えてくれたのかもしれない。行きたかった学校に行けて、個性的すぎる友達や先生にたくさん出会って、素敵な環境に恵まれて、心の底から中高時代が楽しかったと言える。つい最近同窓会で集まった時も安心感が半端なかった。女子力も上品さもどっかに置いていけるような女子校はとにかく楽しかった。



受験シーズンに入る方々は本当に頑張ってください。後悔しないように。どんな結果になろうと頑張ってきた方には全員金メダル!
私も春休みは学びの多い日々を過ごしたい。



リン

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