コトノハ
日本の四季を表す言葉って知っていますか?
今の時期だと…
木々の間を吹く爽やかな南風を表す
薫風(くんぷう)
や、夏のたまにある涼しくて気持ちの良い風を
涼風(すずかぜ)
といいます。
私が好きな四季の大和言葉は、桜が咲く季節に少しだけ曇り、霧雨が降ることもあるという意味の
花曇り(はなぐもり)
です!🌸
大和言葉って、耳が心地よくなるものばかり。
言葉を考えた太古の人々が偉大すぎて頭が上がりませんね。四季の大和言葉は目で趣を感じるだけでなく、耳でも趣が感じられるところがまた素敵です。
言葉。
言の葉。
コトノハ。
一つ一つの言葉は葉のようですが、実はその一つ一つの言葉が大きな木の一部になっていると私は思っています。
大岡信さんの「言葉の力」でもそうですが、言葉は人間を形成する一部であり大きな大きな力を持っています。
大きな力を持っているからこそ、いいように使うことで幸せになることも出来ますが、悪いように使うと命を奪いかねない。
今、簡単に自分の言葉を発することが出来る時代になりました。
自分が今発信しようとしている言葉は果たして人をどんな気持ちにさせるのかを考えなければなりません。
そして、自分の言葉を持ち愛する心を持つことがこれからの人生をいかに幸せに出来るかということに繋がると私は思うのです。
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