今の自分全てを否定する勇気はあるか
なぜ、変わろうとしているのになかなか変われない人がいるの か、そう考えたことはありませんか?
僕自身もそうでした。「自分がまじめに授業を聞いている隣で居眠りしている奴のほうがテストの成績がいい」という状況で、長い間劣等感に苦しんできました。その間にいろいろ考えて、ある結論にたどり着きました。
それこそが「過去の自分を否定できない」という状態にいるから、なんですね。簡潔に言うと、もし生活だったり精神状態などが今より良くなったら、その今は「黒歴史」になってしまう。劣等感にさらされている時にはデメリットばっかり目にしてしまい、自分を否定してしまったことで「あのときああすれば良かったのに」という後悔に苦しめられる。だったら今のまま、精神状態が悪いままでいたほうがいい。心の中でなにか変わろうと思っても、そう考えてしまって、二律背反のまま、結局何もないまま時間だけが過ぎていく・・・。ほかに様々な理由があれど、否定できない臆病な自分が邪魔をするというのが一つの理由に挙げられるんじゃないでしょうか?
では、どうすれば今の自分を超えられるか。
そこで冒頭の「今の自分すべてを否定する勇気はあるか」という問いをかけることが重要です。
新しい「自分」になるには、今の「自分」を否定しなければなりません。これから自分を変えようとしている方、あなたにその勇気はあるでしょうか?
もし、そのような勇気を持たないで変わろうとしても何も変わりません。新しい自分になるには、怖がりな心の不安をふりきっていかないといけないです。