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天才だった過去の自分が教えてくれたこと~勉強する目的編~

 小学生くらいのころだったか、僕はふと考えました。
「子供時代は勉強、勉強、また勉強。そして大人になったら仕事、仕事、ずっと仕事。おじいちゃんになるまで自由がない。そんな人生いやだ」
 だから当時の僕は「テストのための勉強」をやめました。「勉強はあくまで楽しいからやるんだ」という心意気で。というのも、この社会ではそれがスタンダードであり、無理に逸脱する必要はないと考えていたからです。
 勉強する理由っていうのは、考えてみると案外難しいものです。よく人は「知恵をつけるため」「世界を広げるため」だとか言いますが、それって丸呑みしていいのか。それが本当に望んでいるのか。
 勉強するのをテストのためだけになっていないでしょうか。僕もついさっきまでそうでした。テストでいい点を取るということ、学年でトップになるのか平均を維持するためか底辺から脱却するか、それのためだけに勉強すると必ずいき(行き/息)詰まると思います。実際僕もそうです。どこかで萎える人はそれが「テストのための勉強」ひいては「やらされている」ということになるでしょう。
 勉強は楽しいからやる。それがかつての自分のモットーでしたが、天才だった黄金期にも何もかもができなくなったという例がありました。それが「やらされている」状態です。
 中三の時、英語の授業のプリントを僕は「楽しいからやる」というモットーのもと素早くこなしていたんですが、途中で丸付けに来た先生に回答の仕方が最初から根本的に異なっているという指摘を受けました。それから後の僕は「条件あれども楽しんでやっていたというのに、しょせん僕は[やらされていた]のか」という虚無感に似た何かが僕を襲い、無気力状態になってまた同じようにシャーペンをとる気力が出ませんでした。(わかりにくい実体験ですみません)
 やらされないためには、勉強に対してポジティブになることが絶対条件です。誰だって興味があったり好きじゃないとなかなか自発的にできないものです。
 かつての僕はポジティブさを維持する方法を発見しました。やり方は簡単。机に両方の人差し指と中指で高速で「トントン」し続けるだけです。
 エセ科学と思われるかもしれませんが、実は意外としっかりした理由があって、手を使えば使うほど脳が発達するという理論に基づいているんです。(右利きの人は右利き用のドアだったり改札だったりで右手をよく使うために右脳よりも左脳が発達して言葉がすぐに出てくるのですが、左利きの人にとっては右利き用のものがあふれる社会で生きていくために右も左も使うので左右の脳が発達し、言葉が出るのが少し遅れる、らしいです。)
 トントンし続けていると、最初はとても遅いんですけど、後からくらべものにはならないくらい指が速くなって、それに伴って興奮状態になり、勉強に対してポジティブになるという結果になります。息詰まったらやってみて下さい。

 いかがだったでしょうか。勢いで書いているため、途中で何言ってるかわからないくらいに拙い文章になっているかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
 2024年6月25日

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