かつて天才だった過去の自分が教えてくれたこと~楽する思考編~
「努力は必ず報われる。だが、それは努力しないと報われないことと同じにはならない」
こんな記事に興味を持ってくださったそこの方、本当にありがとうございます。さくらんぼ計算ガチ勢と申します。こんな感じでマイペースに教訓、人生訓を投稿しております。
今回紹介するのは「楽する思考」です。
タイトルを見ていただくとわかる通り、過去の自分が教えてくれたことをアウトプットして自分をも鼓舞する感じなんですが、今回の教訓はついさっき資料を見て、今までずっと忘れていたことですが、僕の人生の根幹に存在するくらいの重要なやつです。
努力は必ず報われる。この言葉は手垢のついた、もう何万回といわれてきたことでしょう。僕自身、耳にタコができるくらい聞きました。(笑)
で、です。意外と「努力しないと報われない」「報われるなら努力するしかない」みたいな感じにとらえる人が結構いるんじゃないでしょうか。数学的に言えば、「努力は必ず報われる。」の逆と対偶ですね。
ただ、過去の自分は知っていました。「努力は必ず報われる。」の反例を。
それこそが「楽する思考」です。
過去の自分は、実は漫画に出てくる女の子みたいな口調で人生訓を残してくれています。
「方法を探すの。上手くいくやつね。ラクする思考が人間を成長させるものよ!」(原文ママ)
一端前半は置いといて、後半の「ラクする思考が人間を成長させる」という部分に注目しましょう。
人間がなぜものを使うのか、そしてなぜ進化させるのか。それは楽するためだからだと、僕は確信してます。
なぜ車があるのか。それは人や荷物を手と足で運ぶには面倒くさいから。なぜnoteがあるのか。アウトプットしたいけど地道に人に教えていくのは面倒くさい人(僕みたいな人が特にそうです)のニーズがあるから。人はより「ラクするため」に技術を磨き知恵を絞る。そうやって文明とかができてきたのではないでしょうか。人生も同じです。
教訓をまとめたルーズリーフにはこんなのもありました。
「努力、無理っていいわよね、考えなくてもゴリ押しできるから。」(原文ママ)
当時中二(二つの意味)だった僕の目には努力は人の技術の歩みを真っ向から否定しているように見えたんですね。いうなれば、東京から大阪に向かうために頑張って走る(ちょっと極端ですが)みたいに非効率に感じたわけです。何よりつらいですし。
「楽する思考」は、人間の根幹に存在する、れっきとした思考だと思います。
置いておいた前半部分の説明をしましょう。
方法を探す、というのは「知恵を絞って目的までの最短距離を探す」ことになります。
ロングセラーとなったロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」の続編「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」の最初のほうに載っていた、ある村のお話が、楽する思考を説明する最高の例になります。
あるところに、雨の降らない村がありました。そのため、村長はエドとビルに水汲みを頼みました。
エドはすぐにバケツを買い、週六日で遠くの湖から水を運びましたが、ビルは頼まれたきり、どこかへいなくなってしまいました。
エドは最初のほうはもうけを独り占めしてほくほく顔だったのですが、ビルはその後、ビジネスプランを立て、投資家の投資のもと村と湖をつなぐパイプラインを完成させました。
そのパイプラインの水はエドの運ぶ水よりきれいで、いつでも使えて、なおかつ水道料金もエドの4分の1だったので、村人たちはすぐビルのパイプラインに飛びつきました。
エドは慌てて料金をビルと同じにし、バケツにふたをしましたが、エドがせっせと水を運んでいるときに、ビルはそんなことしなくても儲けが口座に入ってくるとともに、そのほかの水不足の地域に水を運ぶビジネスを手掛け、ますます豊かになりました。一方のエドは毎日必死で働き続け、お金に苦労する生活を強いられるようになりましたとさ。
(だいぶ抜粋してますので、完全版を暇になったら読んでみてください)
エドのほうは努力してビジネスを手掛けてはいるものの、ビルには遠く及びませんでした。
このお話は金持ち父さんが作ったのですが、それに対して作者は「人生を賢明に生きているか、それとも懸命に生きているか」という名言も残しています。(翻訳した人の日本語力のたまものだと思いますが)
エドがやっていることは、僕にとっては「ゴリ押し」。それではいつまでたっても何も変わりません。
僕ら日本人は楽することに否定的な傾向があります。ですが、いまさらそんなことしていたら僕を含めたみんながこの変わり続ける現代世界に取り残されてしまいます。だから、僕らがやる必要があるのはビルのほう。(まあ、パイプラインを作る人も中には必要なんですけど)
だから僕はこのnoteで教訓をアウトプットしているわけです。(今日3つ目の記事投稿なので疲れていますので少々つたない日本語になっているかもしれませんが。)
いかがだったでしょうか。ハイペース(たまに)そしてマイペースに投稿していくので次回もよろしくお願いします。