少し前のお話。

私は今後輩が代表をしている”レインボープロジェクト”に在籍しています。

多分なんでこのプロジェクトに入ろうと思ったのかは、一部の人にしか

お話をしていない気がしたので、今回お話をしようと思います。

ぶっちゃけていいますと。私は小学生の頃から中学生にかけて「男の子」になりたかった時期がありました。

その頃の容姿は「ショート」で服装も男の子そのものでした。

自分とよくお話する方はわかると思いますが一人称が「俺」、または「僕」な時がいまだにあります。

当時の自分は「女の子らしくしなさい」という言葉に苦しめられていた覚えがあります。

男の子たちに混じって、キックベース、野球、サッカーをするのが大好きでしたし、勇者ごっこ（笑）も大好きでした。

中学3年を過ぎたころからは、自然と女の子の趣味にもはまり始めて、

「男の子になりたい」という欲求は消えていきましたが、名残りでいまだに

一人称は変わっていません。

以前、その一人称でも苦しんだことがありました。

「あの子、女の子なのに”俺”って言ってる」

確かに、他の人から見れば違和感だったのかもしれません。

ですが、自分にとっては、それが普通だったのです。

意識すれば皆と同じように”私”と言えます。

でもやっぱり自分の中でしっくりくる一人称は”俺”でした。

これまでも何度となく言われてきたことでしたが周りの大人の人達はそれが自分だと認めてくれていました。

その人にとっては違和感だったのかもしれませんが、自分の中で否定されてしまったような気がして心が痛くなったのを覚えています。

それから中学、高校と時を過ごしているうちに考えるようになったことがありました。

何故、人は一人称や服装で性別を決めてしまうのだろう。男の子だからかっこいい服を着なきゃいけないの？

女の子だから可愛い服を着なきゃいけないの？男の子なんだから、そんなことで泣いちゃダメでしょ。

女の子なんだから、料理できるようになりなさい。

その言葉で雁字搦めにされている子が他にもいるのではないか。

自分らしさってなんだろうと悩んでるのではないか。

着たい服もしたいメイクも何もできないのではないか。

そう考えることが多くなってきました。

ここで周りにいる方々にお願いしたいのは

”理解できなくてもいい”

”でもその子を否定はしないであげてほしい”

この2点です。

長くはなりましたが、ここまで閲覧していただきありがとうございました。