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退去費用50万を請求されたので徹底抗戦をする話その5「噛み合わない話し合い」

かなり強く責め立てた結果、北島からも強めの反応が返ってきた。

どうしても減価償却の話や耐用年数、そして作業する箇所や面積の話はしたくないらしい。「普通に生活しただけではあり得ない傷」がどこかも説明してくれない。
さらに天井の汚れなんかわかるわけないしこっちもつけた記憶がないから払う気にはならない。

ちなみに、フロアに傷がついてしまった場合の修理について。
本当に全面を張り替えなければならないような場合は減価償却が適用され、耐用年数から実際使用した年数を差し引いた額を借主が払うことが多いいらしい。
それに対して、部分的な補修で済む場合には借主が全額負担となるようだ。
今回の場合、相手側は「リビングの床全部」交換という話をしてきた。
その場合最後に床を張り替えた時期と耐用年数を確認しないと実際いくらこちらが負担しなくてはならないかがわからない。
だから何度も聞いているのに北島はどうもその辺が理解できないらしく「業者との話し合い」をさせようしてくる。
お前なんのためにいるんだよ。

クロスの傷に関しても、そんなことわかってるから最後に張り替えた時期と張り替える面積を聞いてるんだよ、と思いながら再度メール。

守田がどこから出てきたのかは見当がつかない。

冷静さを保てず、存在しない「守田」の名前まで出てきてしまった。
しかし、この北島は何を考えて返信してるのかがさっぱりわからない。
なぜ、こんなにこちらの質問を無視するのだろう。そして、きた返信がこちら。

ちなみにこの金額で最終的には話を進めた。
しかし、あまりに返信が杜撰すぎる。結局いきなり出してきた「天井クロス」の話は自分から取り下げ、壁クロスについてもいつ張り替えたものか言おうとしない。
どこまでも人の話を聞いていない。
後、気づいたら最初の見積もりにあった「襖」とかいう項目が消えていた。
とりあえず追撃をする。

返答はこちら。

「私が確認」笑わせてくれます。
ここまで金額が変わったり項目が変わっていく中で誰がお前を信用できるんだ、と。
早く証拠見せろばーか。

そしてここからさらに泥試合が始まります。

その6に続く

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