富士山を舞台にした謎解き作品「日本一高い謎」オンラインコンテンツの販売(自宅でも解けます)
2024/07/17追記:今年の富士登山では悪天候や強行登山の結果、すでに何人もの死者が出ております。もし登山されるときはしっかり準備をしたうえで、決して無理はしないでください。こちらの謎解きは登らなくても解けるようになっておりますので、謎部分のみに興味がある方はそちらもご検討ください!
1.ご挨拶
こんにちは、藤野友祐と申します。
2013年から主に趣味の一貫で謎制作活動をしており、「日本一高い謎」制作当時(2020年7月時点)までに制作した作品は35タイトルになります。
2.富士山で謎を解く「日本一高い謎」
昨年(2019年)の7月、富士山山開きシーズンに合わせて富士山を舞台とした周遊謎を制作しました。
具体的には五合目~山頂までが利用範囲で、山梨県側の吉田口登山道と、静岡県側の富士宮口登山道を対象としています。
今年はコロナの影響で富士山登山道が閉鎖しましたが、ぜひそんな状況だからこそ、富士山に登って謎を解く感覚を楽しんでいただきたく、自宅でも遊べる形でリリースしました。山開きシーズンは定価3776円で販売していた、富士山で解くことができる「日本一高い謎」ですが、オンライン電子版にて2000円の有料コンテンツで販売させていただきます。
3.「日本一高い謎」の購入方法と遊び方
ページの終盤でご案内しているBOOTHショップにてご購入いただくと、印刷物のオリジナルデータ(PDF)がダウンロード可能です。謎のデータをWebやスマホでも閲覧可能な購入者限定特設WebサイトのURLもその中に明記しております。昨年の富士山シーズン終了後に対応した、謎を解くのに必要な写真も閲覧できるため自宅でも謎が解けます。
謎解きには慣れていないけど富士山がテーマなら興味があるという方も、ヒントサポートいたしますのでぜひ挑戦してください!
4.私と富士山の関り
最後に、私が「日本一高い謎」を制作するに至った経緯を紹介します。
長文になりますし、謎の内容とはまったく関係ありませんので興味のある方はぜひご覧ください。
そもそも私にとって富士山は特別な思い入れがある山です。
私は学生時代にオリエンテーリングという山を走るスポーツをやっていましたが、それ以前から山に対する憧れはあり、実際に趣味として登山をするようになったのは社会人になってからでした。
そのとき最初に登りたいと思ったのはいつも遠くから見ていた富士山でした。(もちろんこれまでも多少の登山経験はありましたが、趣味での一発目としてという意味で)
初めて登る富士山は、登る過程はもちろんのこと、景色、星空、御来光、すべてが最高でした。日本で一番高い場所に足を運んだという達成感も合わさり、私はすぐに富士山の虜となりました。
そして私はこれまでに様々なルートや目的で、合計9回富士山に登頂しています。参考までにその内容も紹介しておきます。
【過去9回の富士山登頂履歴】
1.河口湖口登山道(会社の同僚を連れて、五合目から)
2.吉田口登山道(富士登山競争に参加、富士吉田市役所から)
3.富士宮口登山道(会社の同僚を連れて、五合目から)
4.御殿場口登山道(トレイルランの単発参加イベントで、五合目から)
5.須走口登山道(友達と一緒に、五合目から)
6.須山口登山道(宝永火口を通る、伝統あるプリンスルート)
7.赤池口登山道(精進湖から樹海を抜け頂上まで約24㎞、長距離のタフコース)
8.動画撮影を目的とした登山(河口湖口五合目から、無食無給水で頂上まで)
9.謎制作を目的とした登山(富士宮口五合目から登り河口湖口五合目へ下山)
なお一般的なコースは1,3,4,5の4つで、2,7は途中で1に合流し、6は途中で4に合流する、一般的なコースと比べてかなり距離が長くタフなコースになっています。元々は7つすべてのコースを制覇したいという気持ちから何度も登りました。登らなかった年もあれば、同じ月に2回登った年もあります。
今は富士登山でやりたいことをすべて達成できたので、また何か目標ができれば登るかもしれません。
なお趣味としての登山はと言うと、富士山を出発点として全都道府県の最高峰の山に登るという目標を掲げ活動していました。
北海道(旭岳)、沖縄(石垣島・於茂登岳)と最後の2か所を登頂しこちらの目標はすでに達成済みです。ちなみに一番過酷だったのは長野県・岐阜県最高峰の奥穂高岳でした。
5.富士山と謎解きとの接点
次に富士山と謎解きとの関りですが、人生で初めて作った謎解きコンテンツが富士山をテーマにした持ち帰り謎(謎解き冊子)でした。
何を作ろうか、そう考えたときに真っ先に思いついたテーマが富士山だったのです。
この富士登山という体験を、実際に登らない人にも味わってもらうことができないだろうかと。
なおこれは第1回ナゾガクというイベントで販売したのですが、当時は2作品を作成しておりもう1つのテーマはマラソンでした。
そしてこれを機に付けた謎制作における活動名(団体名)は、その名も「FUJIMIX」です。
もちろん富士山が好きだからということもありますが、なんとご縁があることに私の名前(藤野)は「ふじ」と付いているんです。
そこから時が経ち2019年、10年以上務めた会社を退職して最初に作った自主作品が「日本一高い謎」でした。
富士山を舞台とした周遊謎はずっと前からいつか作りたいと思っていました。
果たして作れるのか、遊んでくれる人はいるのか、危なくないだろうか、などなど多くの懸念は尽きません。
でも自分が作らなければ、きっと未来永劫誰も作ることはないだろう、やるべきだ、そう思って取り組みました。
2日で下見をし、5日で制作を終えるという、いままでない急ピッチな制作進行でした。
というのも約2か月という限られた山開き期間に少しでも多くの方に遊んでいただくために、
そんな思いから早くリリースしなければという気持ちが強かったからです。
やはり予想通り決して多くは売れませんでしたが、それでも遊んでいただいた方から嬉しい感想もいただきました。
2020年は残念ながら新型コロナ感染拡大の予防のため、富士山には登れないことになりました。
でも謎解きなら、自宅に居ながらにして安全に富士登山の体験を与えることができる。
そう思って、より多くの人の目に触れてほしいという気持ちからオンラインコンテンツとしてのリリースを決めました。
はっきり言って富士山で謎を作ること自体がかなり無茶な行為だとは認識しております。
それでも、ただの自己満足だけで作ったわけではなく、この魅力や感動を多くの人に伝えたい、知ってほしい。
そんな気持ちから作って世に送り出したのだということが少しでも伝われば幸いです。
謎の構成はもちろん安全面には最大限に配慮しております。
それは謎があるエリア(範囲)を明示することで、無用な探索や道迷い、遭難というリスクを減らすというもの。
他にも様々な工夫をしており、例えば購入者にはDMで富士登山の相談を受けるということもやっておりました。
6.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もし少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ新しい富士登山の世界にチャレンジしていただければ幸いです。
登山や富士山が好きな方にはもちろんですが、そうでない方が富士山に親しむきっかけの一助となることを祈って、締めさせていただきます。
こちらのBOOTHオンラインショップから購入できますので、もし遊んでみたい方、あるいはどんな作品か見てみたいだけの方もぜひご検討ください。現在は、実際に登らなくても遊べるようにWeb特設サイトにて必要な情報のある写真が閲覧できるようになっております。
さらに本編とは別に作成したおまけ謎をここで2つプレゼントします。解くためには所定のアイテム(2019年版に対応しているため、他の年では違っている可能性が高いです)が必要になるのでこれだけでは解けないかもしれませんが、おまけとして雰囲気だけでも味わっていただければと思います。挑戦したい方は、必要な画像をWeb検索で探して解くのもありです!