vol.0|39歳、学生になりました。 INA VALLEY FOREST COLLEGE 受講後記
長野県南部に伊那谷(いなだに)と呼ばれる地域があります。
南アルプスと中央アルプスに挟まれて真ん中を天竜川が流れているという説明しかできない程度の浅い居住歴なんですが、ホント久しぶりに高揚感のある出来事だったので、忘れないために書き留めました。
01 伊那谷フォレストカレッジとは?
"森に関わる100の仕事ををつくる"をテーマにした産学官連携の取り組みで、一言でいうと伊那谷の資源である森を知って、考えて、何らかのアウトプットをみんなでつくっていこうという内容です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75ada90df9350e3fba886ab55a633691e8b46df0
移住してから生活リズムを掴むことで手一杯だったこともあり、地域にはほとんど関われていないことがもったいないなぁと思っていたので、半分は勢いで申し込んでみた所、この度、幸運にもこのコミュニティのメンバーに選出していただきました!
そのみちのプロフェッショナルの講師陣にアドバイスを請いつつ、業種、職種の垣根を越えた様々な予定不調和を起こしていこうという(ワクワクしか感じない)、オンライン中心ではあるけれど実践的なカリキュラムです。
伊那市は2016年にソーシャルフォレストリー宣言というのをしていて、市の取り組みの一つとして50年後も森とともに生きましょうという表明をしているんですね。ちょっと長いですがより詳しく知りたい方は下記の動画を御覧ください。
02 キックオフの内容
今日はスタッフ陣を含めると約50名弱のキックオフ。(もちろんオンラインで)30分程度のオリエンテーションののち、自己紹介や参加の動機、儲けられたテーマに関してのグループワークを2周ほどやりました。
気づいたらあっという間の2時間半。
人数が多かったので肌感覚ですが、伊那市、あるいは長野県に住んでいたり関わりのある人が半分くらい。もう半分はこれから移住を予定している首都圏の方や林業、建築など木に関わるお仕事の方、農学・建築の大学・大学院生の若手も結構いて、この時点でもう自分の目的の1/3くらいは達成できたんじゃないかと思うくらいワクワクする面々でした。同世代の子どもをもつご近所さんもいて、移住して日が浅い身としてはとても安心しました。
※本題とは関係ないですが、グループワークのときにzoomのブレイクアウトルーム機能というのをはじめて知りました。50名近くが自己紹介し合うのはオンラインはもとよりフィジカルでも厳しいですよね。そんなときに顔と名前が覚えられる程度のいくつかの少人数グループに分ける機能。もっと早く知ってればよかったー。
03 全ては自分の行動から。動けば見える、動けば集まる
子どもが生まれたことをきっかけ、というか言い訳に、自分にとって活動休止というか、空白期間というかそんな時間が当たり前になってました。(家族のための時間が優先になったことは、それはそれで幸せなので一切後悔はないですけどね)。
一度腰が重くなるとどんどん動くことに対して億劫になってしまって、気がつけば3年くらい経ってました。こうやって会社以外の活動に関わるのはホント久しぶりで、忘れてた感覚を思い出した1日でした。
こういう時間をつくれたのも家族の理解あってのことなのでとても感謝をしてます(活動日は土曜日なこともあり)。それと同時に、一歩踏み出すだけでこれだけ同じような志向の方々、いい意味で違う価値観で刺激をうける面々と接点を持てて、しかも何かしらのアウトプットを一緒につくっていける機会を得られることにも感謝してます。このなにか生まれそうな、いや生まれるしかないワクワクする雰囲気にとても高揚してます!
伊那谷というエリアでの活動ではあるけれど、そこにとどめておくものではなく、日本全国の森、また世界の林業が抱える課題の解決につなげていきたい。そんなオリエンテーションでの言葉がとても印象に残ってます。自然や森は好きだけれどド素人な自分に何ができるかわからないけれど、まずはこうやって発信していくことを小さな一歩にしようと思います。
04 さいごに
この伊那谷フォレストカレッジ、興味がある方はぜひこちらを見てみてください。まだ間に合うのかどうかわかりませんが、オブザーバーとしての参加枠もあったはずです。
過ぎてたとしても、引き続いていく取り組みだと思うのでチェックしておくことをおすすめします!