『響け!ユーフォニアム』|夏紀先輩について
『響け!ユーフォニアム』第3期1クール全13話を観ました。
第3期を観始めてから、過去作も観返そうと思い、1期と2期を観返して、観ていなかった劇場版(総集編以外)も観ました。
当初書いていた感想記事が長くなってしまったので。複数の記事に分割して投稿しました。
当記事はそのうちの一つです。
夏紀先輩、『響け!ユーフォニアム』の登場人物たちの中では個人的に一番好きな人物なので、少し書きます。
(Xを見ていると、夏紀先輩を推している方も一定数いるようです。分かります。)
登場したばかりの頃はイヤホンで音楽を聴きながら気だるそうに窓の外を眺めたり机に突っ伏したりしているところが印象的でしたが、久美子たちに北宇治吹部の過去の話をしてくれたり、他校の強豪校の紹介をしてくれたり、他にもちょくちょく話しかけてくれたりと、先輩らしい振る舞いをしてくれるところが好きです。
オーディションのために、経験年数が少ないながらも努力していた所とかも良かった。
オーディションで落ちてしまった時、先輩である自分が落ちて後輩である久美子が受かった事を気にかけ、その事は気にしなくて良いとわざわざ軽食に誘ってまで久美子に言う所とかも良かった。
あすか先輩の退部騒動の時はあすか先輩の代わりに吹いて、あすか先輩が戻ってきたときは「わたし、あすか先輩の事、待ってたんですから」といって潔く席を譲る。そんなさっぱりしたところも良い。
(あすか先輩も夏紀にはいろいろと事情を話していたみたいで、信頼されていたのかもしれない)
チームモナカ繋がりで葉月と仲良くなっているところも個人的に好きです。
演奏技術は決して高くないかもしれませんが、人として、先輩として、心根の良さが見受けられます。
そして、あすか先輩たちが引退した後は優子とともに部長、副部長を務めました。
優子と夏紀は犬猿の仲と見せつつ、喧嘩する程仲が良いと言うタイプの仲の良さで、ファンの間ではふたりの苗字(中川と吉川)をとって「なかよし川」と呼ばれるくらいで、それも良かった。
「誓いのフィナーレ」の関西大会で全国に行けなかった時、皆のいないところで泣き崩れる優子を支えるシーンも。
演奏技術としては他のユーフォメンバーと比べて劣るかもしれませんが、その自覚がある上で、オーディション時の久美子への気遣いや、あすか先輩の退部騒動の時の振る舞いなどが出来るところが好きです。
奏がオーディションの時に手を抜いた時、中断を申し出るところからの一連のシーンも良かった。
作中における人気キャラであることも分かります。
3期では優子や"のぞみぞ"の二人とともに何度か再登場していたのも嬉しい。(後はリズと青い鳥でのバスケのシーンとか)
大学では優子とともにバンドをやっているという話も良かった。
また、原作者の武田綾乃さん曰く、夏紀先輩は「軸としている感情がある」という事です。
夏紀先輩の視点で書かれた「飛び立つ君の背を見上げる」も内容が気になります。
以上。
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