手記|文章を書くという事
私は文章を書くのが好きだ。
自分の感情や気持ちを思考に溶かして、文章として抽出する。
そんな感覚が好きだ。
でも、得意という訳ではない、と思う。
私自身、全体的に能力の低い人間だと思っている。
例えば、私は絵も描けないし、料理も出来ない。
数学だとか音楽だとか、そんなセンスもない。
今の仕事だって向いてると思ってないし。
そういった中で、唯一出来るのが文章を書く、という事。
それは決して文章を書くのが得意だという訳では無くて、
「自分の能力の中だと"相対的"に文章を書く能力がある」
というだけ。
決して文章を書くのが上手い訳ではないのだ。
noteの世界には色んな文章を書く人たちがいる。
一字一句、丁寧に言葉を選んで文章を紡いでいく人。
改行とかを意識せず、乱雑でも勢いのある文章をざーっと書く人。
緩やかに文章を残す人。
どんな文章でも私は好きだ、と思う。
丁寧な文章も、乱雑な文章も、緩やかな文章も、どんな文章でもその人の個性が感じられるから。
noteは基本的に商業の世界ではないから、そういった個性的な文章も残す事が出来る。
そんな文章と言葉の世界の片隅で、私は文章を紡ぐ。
文章を書く事が、私が私を表現出来る数少ない手段だから。
下手でもいいとは思っていない。
文章を上手く書けるようになりたい。
と思う。
上手く書けるようになって、自分の感情を上手く言葉にして文章として抽出できるようにしたい。
だから、これからも私は文章を書く。
以上。