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「子育て事業部」という考え方

現在4つの事業(社労士、ライフコーチ、企業研修、#子育て事業 )をしています、富田祐子です。


子育て事業部について書くきっかけになったXのスペース


先日社労士仲間と3人で「社労士合格発表後、何をした?」というテーマで30分お話する企画があり、10月5日(土)22時~のスペースでスピーカーとして登壇してきました。100人近くの方がライブで聴いてくださって、アーカイブの再生も350回を超えました。(2024年10月6日現在)

スペースでは、所属している社労士コミュニティの開業ダッシュの会のメンバーである社労士仲間と3人で社労士試験合格後に何をして、今後どんな社労士になっていきたいか?について話してきたのですが、「今後」について話をしたとき、自分の中では当たり前に使っている「子育て事業」という言葉が出てきて、複数の反応を頂き、あらためてこの考え方を発信していこうと決意しました。

第一子の産休取得時に感じた喪失感・焦り

私が社労士試験にチャレンジした動機は第一子の産休に入ったときに「社会から切り離された感」を感じて、自分の価値がなくなってしまったように感じたことからでした。

今思えば、ライフステージが変わっただけですが、この「喪失感」や「焦り」って仕事を一生懸命にやってきた人ほど少なからず感じるのではないでしょうか。

事実は1つ、解釈は無限

そんな私が自分の中で構築したのが「子育て事業」を立ち上げたと捉えることです。

物事って、事実は1つ、解釈は無限。

子育て期間を、「社会から取り残された期間」と解釈するのか、「1つの事業としてビジネスセンスを磨くチャンス」と解釈するのか、は自由です。私は、子育て期間を「ビジネスセンスを磨く絶好のチャンスだ」と捉えることにしたんです。

子育て事業の目的、方針

私はまず、事業目的を言葉にしました。私の子育て事業の目的は、「子どもたちの3つの自立」で「身体的自立」「精神的自立」「経済的自立」の3つを目的と置きました。

家族の食事、予防接種や健康管理、病気への対応、各種保険の選定は、全てこの事業目的達成のための手段なので、広く浅く学んで実践します。

事業の目的を達成すべく、子育て事業部の事業部方針も考えました。一般的な言葉でいうと「教育方針」でしょうか。いくつかありますが、例えば「迷ったら、子ども自身が楽しい方を選ぶ」というシンプルな方針があります。これのおかげで習い事選びは迷いません。事業部予算内で候補となる先を選んで、子どもが体験に参加して、「楽しかった順と理由を教えて?」とヒアリングして楽しかった1位のところに入るという感じ。

日々のスーパーや薬局へのお買い物一つとっても、子育て事業に必要な仕入れですから事業経営と考えると、より経費削減のアンテナが立ちます。

子どもの様々なライフステージで、予期せぬこともたくさん起き、日々多くの選択や判断を迫られる中、何にお金をかけ、何を優先させるか考えて適切な判断をすることは、もう事業経営そのものなんです。

それだけすごいことを無意識にやっている人が多いですが、無意識だとせっかくの経験が流れていってしまって、後からスキルやキャリアという再現性の高い形にしにくい。子育ての渦中の今だからこそ、ご自身の子育て事業の目的、方針を言葉にして、意識的に行うだけで子育て経験が事業経営の経験となり、1つのキャリアになると私は考えています。

今後、子育て事業の目的、方針の言語化ができるワークショップを開催できたらいいなと考えていますので、やってほしい!という方は個別でもこの記事でもSNSでも、リクエストコメント頂けると励みになりますのでぜひお願いします!


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