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おな
2018年12月18日 19:00
「それにも……」五分も待って、やっと届いたその弱々しい言葉に私は落胆の色を隠せずにいる。もたれ掛けたままの頭に力を入れ、彼の胸に圧力をかけた。「理由が必要かな?」そう言った彼はなんだか満足そうな心持ちで、私は彼の言葉の中から、その満足の色を見出した。それがまた私を落胆させ、小さな不満の塊が私の中でふつふつと息を始めたのを感じ、それを押さえ込むように言葉を発した。「理由なんてないって、そうい
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