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手をひかれた。 淡い日のうすくくもった視界に、この手より大きな手。見えたと思ったらすぐに…
手の中で消えた雪を数えようとしたら、 気づいたら「もう、消えてた」と言葉を漏らした。 あ…
目を閉じた瞬間に次の色に変わる信号に少しだけ生きている息を感じたことがあった。 随分…
深夜。 青々と光る空の向こう側で、太陽が「もう少し、もう少し」とでも言わんばかりに顔を出…