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【読書感想】新装版 : ワカヒメさまの超復活!

今回の読書感想は
「新装版:ワカヒメさまの超復活!」
著 : SUMIKO!・アマノコトネ・宮崎貞行



***

皆様、ワカヒメ様ってご存知ですか?
ホツマツタヱなどを読まれたり
この辺の話が詳しい方々は
ご存知だと思いますが実はこの方は
イサナキ・イサナミ様が最初に産んだ子供で
アマテラスのお姉様
でもあります。

※ここでは敢えて本と同じように
イサナキ・イサナミと書かせていただきます。

今ではアマテラスの存在がとても大きく
取り上げられておりますが
ワカヒメ様が最初に産まれた子供です。

しかもホツマツタヱではアマテラスは
男性神として書かれています。

長女ワカヒメ
長男アマテラス
次男ツキヨミ
三男ソサノヲ


***

前半はSUMIKO!さんとアマノコトネさん
宮崎貞行さんの御三方での対談方式に
なっており、後半はワカヒメ様のお話と
いう構成になっております。


なぜワカヒメ様は封印されていたのか?


なぜ3歳の時に捨てられてヒロタの宮
今の「廣田神社」で育てられたのか?

その後もとてもドラマチックで数奇な運命
を送る事になったワカヒメ様の事が沢山
書いてあります。


ワカヒメ様は言霊を操る事ができ
動物や虫ともお話ができたり
人の心なども読めるなど
かなりサイキックな女性で
ホツマツタヱで登場します。

更には和歌の才能もお持ちで
「マワリウタ」と言って上から詠んでも
下から詠んでも同じになる和歌を
お詠みにもなられたんです。


そしてワカヒメ様はあわうたを
ハニフダ(金属の札)にして広められました。
こんなにもすごい人なのになぜ
世に隠されてきたのかがこの本でわかります。

ホツマツタヱは難しそうと思われる方も
おられますがこの本はとても分かりやすく
書かれてるので入門書として
オススメな一冊です。





私はホツマツタヱを読み始めた時
なかなか人物の名前が覚えれなかったり
関係性が難しく感じてましたが
この本でスっと頭の中に入ってきました。


そして、ワカヒメ様のお気持ちに沿った形で
書かれた後半では思わず涙が出そうに
なる箇所もありました。

にちりんを    アマテルカミと    したわれて
われみおやには    なにをのぞむや


待望の世継ぎ、弟神(アマテルカミ)の誕生
の時詠まれたのではないか?
と言われているうたです。

みなが世継ぎの誕生を喜びあってる中
ワカヒメ様は「私は穢れをまとうもの」
と祝いの場には行かせてもらえぬもどかしさや
父母に会いたい思いや色んな思いが入り交じり
不安で涙を流した心を詠まれたうたなのです。

※穢れをまとうものとは3歳の時に捨てられた事に意味にあります。
親が厄年の時に生まれた子には厄が付くと
その当時はあまりいい事として捉えられて
おりませんでした。
だから捨てられたと言う話に繋がります。



***

とまぁ他にも沢山の逸話があり
つい熱く語りたくなる一冊でした。
気に入ったので多分近々もう1回読むと思う😂

最後までお読みいただき
ありがとうございます🌈




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