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小学生の自由研究にぴったり、ミョウバンの結晶作りとCanva素材を使ったまとめで子どもが勝手に学び出す

今年もやってきました、自由研究!子どもよりテンションの上がる親です。笑 結晶を作りたいというのでやってみました。実験は楽しかったけど、途中で心折れかけた次男くんとCanvaのイラストを使ったり、色ペンを投入したりと試行錯誤してやっと完成したのでシェアします。うちは5年ですが、3,4年生でも楽しくできますよー。

用意したもの

デジタル温度計、デジタルはかり、ミョウバン、耐熱性のコップ(100均で200円w)モール、テグス糸、黒画用紙、白画用紙、付箋

ピタッと測れて便利!

ミョウバンもアマゾンで。なんか今日のほうが安い。。。

今回の手順

カップに200mlの水を入れ、温度を徐々に上げていきながらミョウバン を投入。ついでに塩バージョンも。ところが、うまくいかない。。。でも、結晶を作る時温度を下げたことを思い出し、60度から10度まで下げていったらしっかり差が出た!という感じ。(いい加減やなーw)

10gずつ測ってカップに小分けしました

写真を撮る時分かりやすいように黒バックで

黒い画用紙を折ってその前に置くと見えやすいです。ちなみに、毎回捨てて新しい温度で作り直していましたが、食塩の方が面倒になって電子レンジで温めました。しかーし、なんか違う。そう、閾値まで溶かすのって難しくて、食塩まで温度をあげれば溶ける量が増えているように見える!これはまずい!

結晶作りは温度を下げられるよう夏は冷蔵庫へ

カップ2/3くらいミョウバン を入れて、お湯を注ぎ、モールをつります。荒熱を取ったら、冷蔵庫へin。うまくいけば1時間くらいでできるので楽しい!

今度は氷で冷やしていく

デジタル温度計便利!そして氷は0.8度と出て、喜ぶ次男。

今度はちゃんと違いが出ました。200ml, 60度の湯に溶かしたミョウバンと塩ですが、塩は10度まで下げてもそのまんまなのに対し、ミョウバン は40度くらいから混ぜるのが少し重く感じたそうです。

ついでに分かったこと

捨てるのが惜しいので、できた食塩水で卵を茹でました。そうしたらなんと卵が浮いた!さらになんとなく温度を測ってみた次男くん、びっくり。104度でしたー。食塩水だから沸点が違うんですね。

親はというと、ガス火が黄色になっていることに喜ぶ。炎色反応で覚えたやつですね。リアカーなきK村、なんとかかんとかって。ナトリウムは黄色!関係あるのかな?多分あるね!笑

次男は「チビ」結晶を発見し、育ててみたのですが、あっという間にでっかくなり、横にあった他のモールのオブジェクトのテグスを取り込んでお化けみたいに!

躍り出しそう。。。

さらに、その横にあったモールは全く育ちませんでした。

まとめにはCanvaの素材と色ペンと

まとめの作業、最初は真面目にやってたんです。うそ、わたしがほぼ考えました。でもね、すぐにめんどくさくなる次男。

そこでカラフル素材投入!色も何もめちゃくちゃですが、本人が楽しそうだからまあいいや。ここからは本気モードであっさり書き上げました。

こんなのできたよー

ということで、お披露目。参考にしてみてくださいね。完璧な文章じゃなくてもいいし、図1とか2とかじゃなくてもいい。気づいたことも面白いね。ピラミッドって書いてて、本当は正八面体だけどそうならなかったからまあいいや。笑

謎の色使い。そして米印を使いたがる。付箋の位置もバラバラだけど、違いは見て取れる、と思う。

本当は考察を書くべきなのでしょうが、今回は形式は諦めて本人のやりたいように作らせたらこうなりました。

さいごに

私自身、子供の頃は「自由研究しか」やらない子どもだったので、少し変わっているのかなと思っていましたが、実験というのは単純に楽しいですね。教科書で習った沸点などの知識が、このように体験と結びつく過程を見るのはとても興味深かったです。実験の中には危険なものや後片付けが面倒なものもありますが、ミョウバンの実験は本当に簡単で分かりやすいのでおすすめです。やはり、学びのアイデンティティは、文字よりも体験から生まれるものだと再確認しました。



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江藤 由布(ゆう)
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