![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18844714/rectangle_large_type_2_b52bb93608d0bf2c87b4bcfa587401db.jpeg?width=1200)
Edupreneur(1) 子どもたちの未来のために教師を支援する*
アメリカでは教師の給料も地位も高くないこともあり、副業している先生が多いと言います。それだけではありません。部屋の整備も備品の管理も先生に任されていて、資金ぐりの悪い学校だとポケットマネーでペンや絵具を用意しなくてはならないのだとか。
心ない生徒に破壊された教室
ジュリー・マクバーガーはテキサス州の先生。心ない親に精神的に参っているという書き出しで始まる彼女のFacebook。実は授業が終わるたびに彼女の教室は右下の写真のように破壊し尽くされるのです。本は千切れており、ヘッドホンとiPadは床に放置。本棚の中身はぐちゃぐちゃです。
行儀が悪いだけでなく、勉強にもまるで興味のない親子。課題を出さないので、先生がどれだけ頑張っても、多くの生徒が留年します。子どもを甘やかしぎる親にも問題があると彼女は言います。
身も心も教育に捧げたい、子どもたちもかわいい。
ジュリーは言います。
これほどまでに仕事に身も心も捧げる人たちは学校以外で見たことがない。自分のリソースも全て生徒のために使い、仕事も持ち帰りでやる。なのに、お給料は鬼のように低いなんて!親は、一日数時間我が子といて疲れるって言うけど、私たちは1日8時間、140人を相手にしているのに。
どこかの国でもよく聞く話ですね。日本ではほぼ全ての生徒が学用品は親が買って持たせますからまだマシなのかもしれません。
この記事は322,000いいね!を得て、and 400,000 シェアされたことで多くの人がシンパシーを感じ、彼女も勇気づけられたようです。後日の記事で、明日からまたがんばれそう、と書いています。
親が持たせないなら教室ごとクラウドファンディング
アメリカでは昔から寄付の精神が根付いています。クラウドファンディングもいち早く始まりました。特にここ10年ほど目覚ましいのが、教室や部活丸ごとファンディングの事例です。サイトもいくつかありますが、特に有名なのはこちら。DonorsChooseです。
"子どもたち=未来"。納税での投資はもちろんですが、このような形で教室や部活を支援するのもアリです。日本では最近ふるさと納税が流行っていますが、ふるさとの子どもたちのための支援プログラムも増えるといいですね!
さいごに
寄付やクラウドファンディングなど外部資金を集めて実践に役立てている先生は日本にもたくさんいます。こうした先生を直接支援することもできますが、もしあなたが先生ならやってみたいと思いませんか?副業が禁止されている公務員でも正攻法での外部の資金調達はいくつもアリます。2020年3月4日からのオンライン講座はそんなあなたのためのものかもしれません。お役に立てたら嬉しいです。
いいなと思ったら応援しよう!
![江藤 由布(ゆう)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160439224/profile_1b08338992bc6914c1a2d498e9452855.png?width=600&crop=1:1,smart)