高橋一生NHKドラマ『恋せぬふたり』第2話感想ネタバレ 2024年9月再放送!

「恋せぬふたり」第2話 

咲子が唐突に、「私たち家族になりませんか」と言った第1話の最後、
「僕をなめてます?」と高橋らしい返しで始まった第2回。

1話の展開はすごく早かったですが、
なんと第2話が咲子と髙橋が咲子の両親へ挨拶、

咲子がアセクシュアルだということを家族にカミングアウトするという、
怒涛の展開に。


普通、誰にも話せない秘密を持った作品の場合、
その告白はクライマックスのはず。

それが2話だったのに度肝を抜かれた。

やはり、「虎に翼」など今をときめく吉田恵里香さん脚本、
一筋縄ではいかない。

覚悟して見るべし。

ところで、咲子のお父さん役の小市慢太郎さんは私の知る限りもっとお若かったはず。

役者名を言われなければ分からぬほど、

咲子のカミングアウトに動揺するお父さんとして存在していました。

さすが役者さんです。

咲子をカミングアウトせずにはいられなかった、
「普通」「家庭」「結婚」というキラーワード。

このドラマを見る前は、アセクシュアルが理解できぬ人には共感しづらいのではと思っていましたが、
アセクシュアルであってもなくても、少なからず生きづらさを感じる人には刺さるテーマだと思います。

今回も出た「恋をしない人間なんていない」というワードに、
前回同様イラっとしてしまいました。

「ふたり」を演じる高橋一生さんと岸井ゆきのさんに共感しまくりながらあっという間に鑑賞しました。

特に、高橋が朝食はご飯派の祖母が亡くなり、
憧れだった朝のパンを食べたところしっくりこず、

試行錯誤の結果、最終的に手造りうどんになったというエピソードは
一生さんらしく微笑ましかったです。

小麦粉を上から踏んでうどんの生地を作る姿に声を出して笑いました。

咲子のカミングアウトがかっこよかったと話し、
咲子を「味方」と感じる髙橋、

朝のうどん習慣とともに二人の距離が少し縮まった瞬間でした。

最後、恋ができない体質なのに、会社関係者からまたも告白されてしまう
咲子はどうするのか、次の展開も非常に楽しみです。

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