祝 神田伯山襲名 「生活の中に古典芸能の要素を」 名残惜しい「神田松之丞 ―― 最後の日々への手紙」
2020年2月上旬 ――
「惚れさせ上手なあなたのくせに諦めさせるの下手な方」
「重くなるとも持つ手は二人傘に降れ降れ夜の雪」
「あざの付く程つねっておくれそれをノロケの種にする」
独々逸 ―― 江戸末期、寄席芸人である初代・都々逸坊扇歌が形にして行った、七・七・七・五調か、五・七・七・七・五調の俗曲 ――
(生活の中で、こんな風な古典芸能の要素がさり気なく感じられたら、心が豊かになるなぁ ―― )
(神田松之丞も、もうすぐ真打か、神田伯山になるのか ―― 松之丞時代の最後に