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「文学フリマ東京39」参加へのレヴュー

はじめに

 王生らてぃです。
 12月1日(日)、東京ビックサイトで開催される「文学フリマ東京39」にて、『私華集凛命記 戯曲「凛命記」アンソロジー』と、『THE STARLIGHT GATHERER GATHERERⅡ 戯曲「スタァライト」アンソロジー』を頒布いたします! ブース番号は【つ-31】です。
 コミケでもなく、レヴュースタァシアターでもなく、「文学フリマ」での頒布になります。
 文学フリマ? なにそれ行ったことない……なんか堅苦しそうでコワイ……そもそもどうやって行くの……という方も多いかと思います。
 ですが、今回のアンソロジーも自信作! できるだけたくさんの人にお手に取って欲しい。そして舞台創造科各位、ぜひ「文学フリマ」というものを知って欲しい!
 このnoteを読んで参加方法をチェックしてください。


文学フリマとは?

 文学フリマ(文フリ)とは、読んで字の如く「文学のフリーマーケット」。コミケやオンリーイベントと同じような即売会です。

文学フリマ | 文学作品展示即売会

文学フリマとは | 文学フリマ

 文学、と名を冠しているので、堅苦しいイメージを持たれるかもしれませんがご安心ください、キャラ絵のノボリが普通に立ってるし、アクスタやキーホルダーを売ってる人もいるし、漫画やCD、雑誌、はたまた本ではない作品もたくさん売られています。
 名前に反してとても自由、かつ、ジャンルに縛られない多種多様な狂った情熱に溢れた作品の見本市です!
 私も一次創作書きとしてなんどか出展したことも、一般客として遊びに行ったこともあるのですが、本当に楽しいイベントです。
 ちなみに私は、印刷から製本まで全部手作業した本を売ったりしていました。そんなのもアリなんです。名前よりずっとおおらかで大規模なイベントなんですよ。

 前回、戯曲スタァライトアンソロの第一弾を頒布した際に、ブースに来てくださった方々の反応を見て、文学フリマはやっぱり面白いんだ、ぜひ足を踏み入れるきっかけになれればいいな、と思った次第です。みんなアンソロついでに会場でおのおのの好みのジャンルの本を手に取ってくださり……ニコニコ……
 そんなステキ体験を皆さんにもして欲しいのです。

イベント詳細

日時:2024年12月1日(日) 12:00〜17:00
場所:東京ビックサイト 西3・4ホール

会場へのアクセス

最寄駅①「国際展示場」駅(りんかい線)
りんかい線へは、
・大崎(山手線)
・大井町(京浜東北線)
・新木場(京葉線)
などから接続できます。

最寄駅②「東京ビックサイト」駅(ゆりかもめ)
・新橋(山手線、上野東京ライン、東京メトロ丸の内線、銀座線など)
から接続が便利です。
新橋駅発、豊洲行きへ乗って6駅です。

 駅からの動線は、こちらのサイトをご確認ください。

入場チケットについて

 文学フリマには入場チケットが必要です
 前売・当日ともに¥1,000です。
 前売りチケットは電子・紙がありますが、会場付近のコンビニでは発券ができないので、舞台創造科ならお馴染みイープラスでの電子式チケットの購入をお勧めいたします

 また、当日券もございますので、ギリギリまで行けるかどうかわからない……という方もぜひご検討ください。当日券もイープラスから購入できます。
 ただし! 脅すようですが当日は激混みます。というか参加者が年々増えて会場キャパが足りなくなったので今回からビックサイトでの開催になったのです。
 できるだけ前売り券を購入してスムーズな入場にご協力ください。
 そして、18歳以下の方は入場無料です! お得。

 詳しくは下記の公式ページをご覧ください。

https://bunfree.net/event/tokyo39/tokyo39_admission/


WEBカタログについて

 文学フリマには「WEBカタログ」というものがあります。
 読んで字の如く、参加するサークルの一覧と、自己紹介のようなものが掲載されています。
 ただ今回は2000以上のサークルが参加するそうなのでなかなかお目当てのものは見つけられないかもしれません(苦笑)

見えねえよ!

 こちらが運営から公開されたブース配置図です。この小さい点ひとつひとつが、ブース1単位になります。こんなにたくさんのサークルが参加しているんです。
 ちなみに、我が舞台創造科脚本部の【つ-31】はここ。

 文フリのブースは、ジャンルごとに大まかに分かれているので、「このジャンル面白そう」と目星をつけてフラフラするのも楽しいですよ。
 ちなみに、我が「舞台創造科脚本部」はもちろん「戯曲・シナリオ」のブースに出展します。

 下記のリンクから、プルダウン、フリーワード検索ができるのでぜひご利用ください。

文学フリマ東京39 出店者リスト - 文学フリマWebカタログ+エントリー

お品書き!

 舞台創造科脚本部は今回、2点の作品を出展いたします。

①『私華集凛命記 戯曲「凛命記」アンソロジー』

価格:2,000円(上下巻)

 凛明館女学校推しの皆さん、お待たせしました!
『凛命記』です。

 ご存知ない方のために解説。
『凛命記』とは、レヴュースタァライトのスマホアプリ「スタリラ」に登場する、凛明館女学校という学校に伝わる伝統戯曲です。
「桐の木が芽吹き、枯れるまでの約30年間の人の営みを、桐の木の視点で描く。時代に抗い生きる人々は命を散らしてゆくが、最後は蝶となり、未来へ羽ばたいてゆく」……という筋が通っていれば、あとは自由。モチーフが共通していれば、時代もテーマも多種多様なバリエーションが許容される。そんな作品です。
 そんなの……そんなの合同誌向けすぎるじゃないですか!
 というわけで書いてみました。しかし誰がここまで自由にしろと言った。戯曲ブースだっていうのに戯曲ほとんど入ってないよ。
 ちなみに「私華集」とはまんま「アンソロジー」の日本語訳。なんでもアンソロジーとは、花を集めるというのが語源なんだとか。おしゃれ〜

 上下巻セット、500ページ越えの超ボリュームでお送りします!
 また、会場では秘密のオマケも配布します。数量限定の予定なので、ぜひお手に取ってくださいませ。

 なお、Xで参加作品の簡単な紹介を載せていますので、よろしければご覧ください。(ツリーになってます)

②『THE STARLIGHT GATHERER GATHERERⅡ 戯曲「スタァライト」アンソロジー』

価格:1,000円

 昨年、ありがたいことにたくさんの方にお手に取っていただいた「戯曲『スタァライト』アンソロジー」、まさかの続編です。
 今回もまた、尖りに尖り、狂いに狂った、つよつよな『スタァライト』が8本も集まりました。これで世の中には少なくとも20本の『スタァライト』が存在することになりますね、なんでだよ
 前回よりも薄いので読みやすい!? そして、あっと驚くあんな『スタァライト』も……こんな『スタァライト』も!?
 ぜひ、お手に取ってください。

 こちらも作品の簡単な紹介を、Xにて公開しておりますので、ぜひご参考に!(ツリーになってます)

※なお、今回はアンソロ第一弾の再販はありません。ごめんなさい! 折を見て、いつか必ず……!


割引キャンペーン「舞台創造科割」

 さて、ここからがこのnoteの本懐です。
 今回、わざわざビックサイトまで、わざわざ入場料を払ってまで、遊びに来てくれようとしている舞台創造科の方向けに……なんと割引キャンペーンをご用意しました。

 内容は簡単。ブースで本をご購入いただく際に「呪文」を唱えていただくと、商品1点につき500円割引いたします。
 アンソロを両方買っていただくと、合計で1,000円割引。つまり入場チケット分が相殺されます。
 1人でも多くの舞台創造科に、文学フリマに来て欲しいので、こんな企画を用意しました。

 さて、ブースで唱えていただく「呪文」はこちら。

「アジャラカモクレン ゆゆいるいるい テケレッツのパー」

※アルカナでは「るるいるいるい」だったので注意!

 間違えずに唱えてくださいね。
 舞台創造科割と銘打っていますが、もちろんスタァライトや凛明館を知らない方でも、全員が対象ですのでご安心ください。
 また、入場が無料の18歳以下の方もちゃんと割引します。つまり1,000円単純にお得になる!

文フリのあとはコンサートへ!
プラニス単独公演"Le Premier Ciel"のお知らせ

 さて、文学フリマでお目当ての本を買ったし、でも帰るには少し早いかな……と思ったそこのあなたへ!
 なんと文フリと同日の12月1日、「スタァ歌劇団 Théâtre du Planisphère」通称プラニスさんの単独コンサート#1「"Le Premier Ciel"」が行われます。

#1 "Le Premier Ciel"のチケット情報・予約・購入・販売|ライヴポケット

 プラニスさんは、スタァライトの楽曲を合唱やダンスなどの形でパフォーマンスしている団体だそうです。
 私はまだ拝見したことがありませんが、同じ日に開催なんてもはや運命!
 ぜひ、文フリ→プラニスさん とハシゴして、スタァライト漬けの1日を過ごしてください。

ハシゴの方法

 プラニスさんの会場は川崎市の「すくらむ21」。最寄駅は「溝の口」駅。
 文フリの会場・ビックサイトの最寄駅「国際展示場」駅からは……

 大井町駅で乗り換えのこちらのルートが便利です。
 文フリの開場は12時、そこから2時間回って「そろそろ行くか〜」で間に合うくらいの距離感です。
 ぜひ、チケットをお買い求めの上、プラニスさんのコンサートをお楽しみください!
 詳細はプラニスさんの公式Xからご確認くださいませ。

おわりに

 文学フリマは東京だけでなく全国各地の都市で開催されている非常に規模の大きなイベントではありますが、今回の「文学フリマ東京39」は間違いなく最大級の規模になるでしょう。
 正直5時間でブースぜんぶを回りきるなんて不可能ですが、ぜひ一人でも多くの舞台創造科に遊びに来てもらいたいです!
 なにとぞよろしくお願いいたします。

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