【心理学】交渉テクニック
心理学を使った交渉テクニックの中には、「フット・イン・ザ・ドア」というものがあります。
これは、最初にハードルの低い簡単なお願いをして、それが通ったら次にもっとハードルの高いお願いをする、というテクニック。
人は一度「YES」と言うと、次に「NO]と言うをためらってしまうことがあります。
さっきはOKだったのに、次はダメとなると、一貫性が保てないからですね。
例えば、ご飯をおごってもらおうと思ったら、まずそれよりハードルの低い要求として「ジュースをおごって」と頼みます。
おごってもらったら、次に「今月は金欠で朝から何も食べてないんだよね」と言ってご飯をおごってもらうように要求する。
いきなり「ご飯おごって」というよりも、こっちの方が「しょうがないな」と言ってもらえる確率が高くなるかもしれません。
参考
「心理学用語事典」(渋谷昌三)153頁
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