神楽坂散歩 2024.3.31
年末の雑司ヶ谷散歩に手応えを感じた我々はただの散歩をしてみることにした。七福神巡りという目的がないと中弛みしてしまうのではないかという不安を胸に、神楽坂を目指した。
赤城神社
まずは赤城神社側の地下鉄出口に集合。
目の前の小諸そばに「神楽坂にも小諸そばがある」という安心感を抱く。
すぐ横にある赤城神社では結納が行われており、遠巻きにそれを見ながら赤城神社が「ヒット祈願」をする場所であることを知った。
la kagu
ビールを求めて歩き回り、たどり着いたのがラカグ。
神楽坂にはフランス人が多く住むが、カグラザカは言いにくいらしくラカグと言う、ことからついた名前だとか。
新潮社の倉庫をリノベーションしている。
たこ焼きと國酒 日のもと
ラカグの先、新潮社のビルの前にたこ焼きののぼりが見える。「日のもと」はちょっと立ち寄って昼飲みするのに絶好のお店だった。
出汁の効いたシンプルなたこ焼きに、ソースではなく山ワサビや海苔の佃煮などを合わせて食べるスタイルで、ガリが添えられている。
このたこ焼きを食べながら日本酒を飲むのが大変美味しい。
AYUMI GALLERY
ちょっと飲んで満足したので、先へ進む。
エルサレム 形のない図書館 という謎のインスタレーションに惹かれAYUMI GALLERYに立ち寄る。地下ではオランダ人作家の写真展示がされていた。なぜか無料で入れる。ありがたい。
調べてみると、形のない図書館は建築家 鈴木喜一氏の作品で、AYUMI GALLERYは娘の歩氏が継いでいるとのこと。
やっと神楽坂らしい道にでた。
熱海湯
今回目をつけていた場所の一つ、熱海湯。神楽坂から飯田橋に抜ける途中で入りたいと考えていた。
少し感じていた疲労も熱海湯でかなりリフレッシュされた。昼寝より効果あり。
Le Coin Vert 神楽坂
坊ちゃんの塔
ターボが発見した坊ちゃんの塔。想像していたものと全然違ったが、そのギャップが良い。坊ちゃんは東京物理学校(東京理科大学の前身)を卒業した数学教師だったことからこの五面体の組み合わせ構成になっているとのこと。
東京大神宮
東京大神宮は縁結びの神社として若い女性を中心に人気のパワースポット。
神前結婚式を創始した神社で東京のお伊勢様の異名も持つ。
フィリピン大使館
大阪餃子専門店よしこ
そろそろまたビールが飲みたくなったため、また神楽坂に戻ってお店に入ろうと歩いていると、大阪餃子が目に入る。餃子・・・もいいね、と大阪餃子専門店よしこへ。
ふぅふぅ亭
締めはラーメンと決めたので、あっさりしていそうなラーメン屋に入った。ザーサイ、チャーシュウ、メンマを食べているうちに、ラーメンで締めてしまっていいものかと逡巡し、
やはり、最初に気になっていたアラブ料理店Arabic Restaurant & Cafe Abu Essam(アブイサーム)に移動することにした。
アブ・イサーム
昼に通りがかった時は、メニューにビールがないことからパスしてしまったが、コーヒーを飲むにはちょうど良い。
入店すると4人組が何やら大皿の美味しそうなものを食べている。おそらくコシャリ。大きなラム肉が乗っている・・・みんなで食べるの楽しそう・・・
我々はスイーツとコーヒー。アラビックコーヒーはスパイシーで美味しい。
アブ(父)・イサム(勇)ということで、息子さんが勇くんらしい。
コーヒーを飲んで今回の散歩は終了。神楽坂散歩はほぼ食べ歩きとなったが、まるで旅先に来たかのように楽しめた。
今回休みで入れなかった店にも改めて行ってみたい。
エジプト料理も近いうちに食べにこよう。
お疲れ様でした。