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第3回ジオ・コスモス コンテンツ コンテスト

2017年に日本科学未来館のジオ・コスモス用のコンテンツコンテストがありました。ジオ・コスモスの球面ディスプレイには以前から興味があったので、映像制作の実験も兼ねて応募しました。

テーマ 「目に見えないもの / Invisible reality」

地球には、地下、大気、海洋など様々な場所に、人間の目に見えないもの、認識できないものが存在しています。
それらは人類にとって恩恵であり、時にはリスクでもあります。
目に見えないものを見ることで、100億人の人類が持続的に生きるための未来を考えるきっかけとなるような作品を募集します。

コンセプト

人と人の間を行きかう「ボールが見てきた」つながりや想いを表現する

ポイント

球技はボールを介して、個人と個人、チームとチーム、観客、国家が攻防していきます。 ジオコスモスが球状のディスプレイであるということを活かし、ボール自体の表現と、 ボールを取り巻く環境、人の対峙、攻防を表現します。
普段目に見えない、この関係性がボールから見えてきます。

コンテ

提出した絵コンテ。一次審査は絵コンテで行われ、通過すると映像制作に入ります。絵コンテの段階ではできれば実写で、と考えていたのですが・・・

スクリーンショット 2020-04-28 15.34.42

スクリーンショット 2020-04-28 15.35.19

制作物

実写撮影のテストをしていくと、ボール視点360度映像の撮影は難しいと判断。Unityを使用してフルCGで再現していくことにしました。

結果

コンテストの結果は入選。

審査員の長谷川踏太さんからのコメント↓

真面目だったり、かっこいい作品が多い中、ちょっとふざけたユーモアのあるトーンをやるというのも勇気。そんなところを評価したいなと思います。(長谷川踏太)

受賞パーティーの場でいただいた「実写だと思ってたんだけどなー」というコメントが胸にしみました。


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