ゆぎ書房

世界を旅する翻訳絵本の出版社です。 https://www.yugishobou.co…

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世界を旅する翻訳絵本の出版社です。 https://www.yugishobou.com/

最近の記事

パレスチナ/ガザの翻訳絵本を緊急出版したい+「ガザの子ども図書館」展を全国で

ゆぎ書房はクラウドファンディングに挑戦しています(~2024年10月17日まで)パレスチナ占領と追放、ガザの壁を描いたアラビア語絵本『もしぼくが鳥だったら』。やさしい言葉で、この上なく率直に語られる絵本の邦訳を緊急出版したい。2025年1月刊行予定。個別リターンのほか社会的リターンとしてIBBY Palestine(パレスチナ国際児童図書評議会)提供の「ガザの子ども図書館」展を全国にお届けします 現在このプロジェクトは多くの方からご支援いただき、10月4日時点で149人の方

    • 難民絵本を100 冊集めて気付いたことーー『ぼくのなまえはサンゴール』(2)

      翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』が2024年5月30日に出版されました。4人の共訳者のひとりで、ゆぎ書房・代表の前田が、同絵本出版の背景を個人的に綴ります。 【このページで書いていること】 約100冊の難民絵本を収集分析したところ、英語絵本には、海外から難民として来た子どもたちの定着を描くものが多かった。 しかし、日本で制作された絵本では、日本にやってきて定着する人たちの物語がほとんど見られず、緊急支援や難民キャンプについての資料型絵本が目立った。 1.「難民プロジェ

      • 「なまえ」と「アイデンティティ」がテーマの難民絵本ーー『ぼくのなまえはサンゴール』(1)

        はじめに東京都八王子市の小出版社・ゆぎ書房より、翻訳絵本『ぼくのなまえはサンゴール』が2024年5月30日に刊行されました。共訳者のひとりで、ゆぎ書房・代表の前田が、サンゴールくんの物語をご紹介します。 ※ネタバレ含みます。 ※書誌情報とあらすじ:ゆぎ書房HP、Amazon、楽天ブックス 1.スーダンからアメリカへ行ったら、名前がなくなっちゃった?!サンゴールくんが生まれ育ったのは、アフリカのスーダン(2009年当時)。でも、戦争でお父さんが殺されてしまい、妹のリリとお母

        • アイスランド絵本『まっくらやみのかいぶつ』がアニメ・スクリーンに登場!

          絵本『まっくらやみのかいぶつ』が、2024年2月「ラスカル子ども映画祭」(日本アニメーション(株)×多摩市)にてアニメーション上映されることになりました。 ここでは、原作絵本とスクリーン上映についてご紹介します。 1. 「アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ」:絵本『まっくらやみのかいぶつ』「アイスランドのかいぶつ絵本シリーズ」は、「おおきいかいぶつ」と「ちいさいかいぶつ」が主人公のシリーズ。ふたりのかいぶつが、毎回、泣いたり笑ったり、ケンカしたり意地悪しちゃったり・・と、

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