Weekly YoYのラインチャート作成(#WOW2022 W2)
#WOW2022 W2にトライしたので、このテーマを選んだ理由と有用性について本ブログで紹介させていただく。
【このテーマを選んだ理由】
業務で過去と現在の比較のViz作成をすることがあったが、折れ線グラフで経時変化を表す際に前年比YoYで比較するのにグラフ同士を重ねて表現できないことが課題であった。ちょうどその際にWOW2023で適切なテーマを見つけたためトライすることに決めた。
【Weekly YoYラインチャートの有用性】
過去と現在を同一の断面で比較できるようになる。これにより、以下の観点について考慮しつつ示唆を導き出せるようになる。
シーズナブル要因の考慮:例えば、ビジネスシーンで入社時期・異動時期・ハイシーズン・ローシーズンなどシーズナブルな要因を考慮することが多いが、YoYで同一週ごとに比較できるようすることにより、シーズナブル要因を考慮した状態で示唆を導けるようになる。
解釈ミスを減らす:同一の断面で過去と現在を比較することで、誤った示唆を導くことを抑止し、解釈の確度を高めることができるようになる。
【このテーマで学べたこと】
・週ごとのYoY比較
・ツールヒントで表示するプラスとマイナス表現
・日付プロパティで週の開始の曜日を指定
【Weekly YoYラインチャートで出来ること】
私が作成したVizは以下のリンクから確認することができる。https://public.tableau.com/views/2022_W2_Weekly_YoY/WOW2022W2YoY?:language=ja-JP&:display_count=n&:origin=viz_share_link
なお、作成する際の制約については、https://workout-wednesday.com/2022w02tab/を参照のこと。
計算フィールドで以下のように年の差計算し、それを列に入れることで同一軸上で値を比較出来るようになっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1694750100714-hcauvquP3G.png?width=1200)
また、昨対比をツールヒントに入れることで、ダッシュボードでカーソルをあわせることによって、昨対比が確認できるようになっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1694749953744-5OwYUnGJTx.png?width=1200)
いかがでしたか?
みなさんもWeekly YoYのラインチャートぜひ試してみてください。