雑記 8/14
一昨日の晩から歯茎が腫れてどうにもならない弓削です。
知らず疲れを溜めてたか、寝姿勢が悪かったか。
どちらにしても鎮痛剤と仲良くしてます(´Д`;)
さてさて。
どうしようもないことは横に置いて。
先週木曜、金曜と続けて読み終わった本のことでも。
まずはこちら。
先月からハマっていた伊藤計劃さんの長編、最後の作品です。
序章を書かれたあとに亡くなられたそうで、続きを円城塔さんが引き継がれたもの。
読み終わって数日。
まだ感想らしいものが上手く言葉になってこないのですが。
長い長い旅行を終えて戻ったら、家主だけがいなくなっていた。
といっても家の中は特別片付いているわけでもなく、いつも通り。
ふらっと買い物に出たような気軽さで、でもその家主はもう戻ってこない。
戻ってこないことを知っている。
そんな印象でした。
ストーリー自体は全く違うのですが、この印象がずっとついてきていましたね。
あとがきの最後にあった、「賞賛は死者に、批判は生者に」の一文がどっしり腰を落ち着けている感じです。
もっとこの方の作品は読みたかったな。
生前に書かれた短編やエッセイ、映画評論をまとめたものが本になっているそうなので、積ん読の山を粗方崩せたら、改めて触れてみようと思っています。
そして次はこちら。
どこのオンライン記事を入り口にしたか覚えていないのですが。
試し読みのページに辿り着いた上、そのまま衝動買いした1冊。いつもは文庫になるのを待つのですが、今回は待ちきれずに単行本で。
読み終わって真っ先にしたことは、1章から読み返すことでした。
読みながら、ちょっと待って!を何度繰り返したか。
帯に一気読み必至とはありましたが、見事に一気読みでした。
そして今ちょっかいを出しているのは、猫を扱った作品のアンソロジー。
あっちやこっちへジャンルを横断しまくりですが。あと半分ほどなので、読み終わったらのんびり記録つけにでもきます!