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軍隊の階級(兵編)
皆さまこんばんは、弓削彼方です。
この記事は、軍事学動画の紹介記事となります。
こちらがその動画ですので、ぜひご覧ください。
こちらでも兵の階層の階級について、簡単に説明しておきます。
兵とは軍の中で、実際に手足となって働く人達です。
徴兵制のある国では、殆どの成人男子が2~4年ほど兵士として国の為に働きます。
これは国民の義務であり、兵役と呼ばれます。
兵の階層の中にはさらに等級があり、以下のように分かれています。
・二等兵
軍に入ったばかりの訓練中の兵士。
大体半年~1年で自動的に一等兵になる。
・一等兵
一人前の兵士。
人数が一番多く、軍の主力となる。
大抵の場合、徴兵された人々は一等兵を2~3年務めて退役する。
・上等兵
他の兵士の手本となる模範的な者や、柔道や剣道の心得があって、兵士を訓練する教官の手伝いを出来る者が選ばれる。
・伍長勤務上等兵
上等兵の中で、さらに優秀な者が選ばれる。
制度上の問題で、下士官である伍長には定員があります。
そこで正式に伍長には任命できないけれど、将来の伍長候補として目星を付けておくと言うことで、この伍長勤務上等兵が設けられていました。
・兵長
第二次世界大戦の開始で大規模動員が始まり、それに伴い兵士が大量に増えました。
その結果兵士のまとめ役である伍長が不足したため、新たにこの兵長の階級を作って兵士のまとめ役をさせるようになりました。
以上が兵の階層の解説です。
今回お話した内容は、全て下記の記事を要約したものとなっています。
もっと専門的な詳しい解説を知りたい方は、下の記事とその元となった配信のアーカイブをご覧ください。
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本日の解説はここまでとなります。
それではまた、次回の解説でお会い致しましょう。
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