今後の方針

皆さまこんばんは、弓削彼方です。
今回は今後の方針についてお話しようと思います。

■今後の方針

動画投稿と配信の回数を大幅に減らします。
詳しい理由については、これから一つずつ説明していきます。

■知識のインプットのため

私が兵法を普及する活動を開始してから２年半以上経ちましたが、その間に兵法講座の投稿や軍事学の配信などを60回前後してきました。
当然その間も兵法について学んでいましたが、活動を始める前に比べ、兵法を学ぶ時間が著しく減っています。
この２年半以上の間に動画投稿や配信と言う形で知識のアウトプットしてきましたが、それ対して知識をインプットする時間が大幅に減ったのです。
私が目指すべき道は兵法を極めることですので、このインプットとアウトプットのバランスが大きく崩れるのは、今後に支障をきたしてしまいます。

そこで今後は知識のインプットに当てる時間を増やそうと思います。
それに伴い、知識のアウトプットであった兵法講座の動画作成や配信に使っていた時間を削る必要があるため、結果として動画投稿や配信の回数が減ると言うのが、理由の一つとなります。

■note記事の方が人気がある

現在、私がこのnoteで書いている兵法や軍事学関連の記事は、先に動画や配信で解説した内容を、数か月後により簡潔にまとめたものとなっています。
全体としてYoutubeに投稿した動画や配信の再生数と、noteで書いた記事の閲覧数を比べると、1.5～２倍ほどnoteの閲覧数の方が数字が大きくなっています。
例えば私が兵法講座の動画を投稿して100再生だったとしたら、同じ内容の記事は150回読まれていることになります。
これは当然記事の内容により差がありますが、陣形の話のような特に皆さまに興味を持って貰いやすい話にりますと最大で４倍の差となり、よりnoteで読まれている率が上がっています。

私が推測するに、元々兵法に興味がある人は兵法書を読むことに慣れており、その延長として動画を見るよりも文字であるnoteの記事を読む方に親しみを持っているからではないかと思っています。
現実に動画や配信よりもnoteの記事の方がより多くの人に見て貰えていると言う数字が出ている以上は、より兵法を普及させるにはnoteの方が適しており、今後はYoutubeよりもnoteに重きを置いた方が良いと判断しました。
その分、今まで動画作成や配信に当てていた時間を減らす必要があると言うのが、理由の二つ目となります。

■皇帝陛下の御言葉

先日陛下とプライベートでお会いする時間があり、その場で活動のことについても色々とご相談させて頂きました。
その中で今回の決断に至る三つのことを言われたので、そのことについてお伝えします。

１．結果は出た
　「まだ３年には足りないが、２年と半年もやった現在のチャンネル登録者数や動画等の再生数を見るに、彼らは兵法に興味は無いし、お前が特に人気があると言うわけでもない。現在の状況と言う結果は出ているのだから、今後無理に続ける必要る必要は無い」
　このような御言葉を頂き、陛下のお考えにはこの前提があると言うのを踏まえた上で、以下の話を聞いて頂ければと思います。

２．義務感は持つな
　「お前は私の軍師であって、私を補佐することがお前の務めである。動画や配信などと言うものは、お前が趣味でやっているものだ。そしてそれに関して報酬を受け取っているわけではないのだから、動画や配信に義務感を持つ必要は無い。また、お前が自分勝手に『兵法を世に伝えるのは自分の責務だ』と思う必要は無い。お前が何もやらなかったとしても、誰に咎められるわけでもない」
　このようなお言葉を頂きました。
　要するに、定期的に配信をするとか動画を投稿するとか、そんな必要は全く無いから気にするなと言うことであります。

３．誰の迷惑にもならない
　最後に頂いた言葉が次のようなものでありました。
　「仮にお前が動画や配信を完全に辞めたとしても、誰にも迷惑はかからない。確かにお前のために色々と手伝ってくれた人もいるだろうが、その分は十分に活用させて貰ったはずだから、それが無駄になることはない。また仮にお前にファンがいたとしても、本当にファンならばお前のやる・やらないに対して一々意見はしない。提供されたものを活用するだけだ。もしお前が完全に辞めれば、それはそれで新しい人を応援するだけだろう。よってお前が誰かのことを気にしたり、今辞めたら迷惑になるからと言う理由で自分の行動を決める必要は全く無い」
　確かに陛下のおっしゃる通りであると思います。

以上の三つは直接の理由ではありませんが、私が「そろそろアウトプットよりもインプットに力を入れたいな」と思う心と、「Youtubeで色々やるよりも、noteの方が兵法の普及に効果的である」と言う結果を真摯に受け止める切っ掛けになりました。

■まとめ

前々から思っていた「もっと学ぶ時間が欲しい」と、「もっと書き物に時間を当てたい」と思っていたこと、そして実際にnoteの方が兵法に興味がある人により見て貰えると言う事実。
それに陛下の御言葉と言う切っ掛けが加わりまして、動画の投稿と配信の回数を大幅に減らすと言う決断に至った次第であります。

今後は皆さまの目に見える形で、何かをすると言う機会が減ります。
世の中には、年に数回だけしか動画投稿や配信をしないけれども、非常にクオリティの高いものを提供すると言う方々いらっしゃいます。
「弓削もそう言う方向を目指して進んで行くのだな」と言う風に思って頂ければ、皆さまも理解しやすいのではないかと思います。

今までのやり方と大きく変わることになりますが、兵法を世に広めると言う目標自体は変わりません。
あくまでもその手段を、より適切なものに変えていくだけです。
今後はより地に足がついた形で、しっかりじっくりと皆さまに兵法を伝えていきたいと思います。
今後ともご支援を頂けましたら幸いです。

弓削彼方