ネタ話

読解力の低さの原因

皆さまこんばんは、弓削彼方です。
本日は読解力・理解力の低さについてお話ししようと思います。

皆さまもSNSなどを利用していると、自分の書いた文章の意味を勘違いして話しかけてくる人や、全く関係のない事を言い出す人を見たことがあると思います。

例えば「パンがおいしい」とツイッターで発言した場合
・勘違い返信
 「でもご飯の方が栄養がありますよ」 (栄養の話はしていない)
 「パン以外は絶対食うなよww」 (パン以外食べないとは言ってない)
・関係ない事を言い出す返信
 「パンツ?」 (多分『パン』の部分でかけたつもりなんだろうな)
 「アニメの〇〇ちゃんがパン好きですよね。貴方も〇〇ちゃん好きですか?」 (は?)

大体こんな感じでしょうかね?
ツイッターだとこういうのをクソリプと言ったりしますね。

これらは最初のツイートを元に、勝手に脳内で文字を足したり引いたりして、自分の脳内で出来上がった文章に返信している状態です。
また言葉の意味を間違って覚えていたり、話の前後の繋がりを理解出来ていない場合もあります。
ニュアンスが伝わりずらい文字だと勘違いされやすい場合も多いですが、言葉で話していても全然こちらの意見を理解しない・出来ない人もいます。
この様に、「文字は知っていて読み書きは出来るし、言葉を知っているので話す事も出来るが、その意味を理解できない人」が非常に目に付きます。

これらの原因に「最近の若者は本を読まなくなった」とか「ゲームばかりして友達を話さなくなったから」と言う人もいます。
もしかしたらそれも原因の一つかもしれませんが、日常会話すら怪しい人がいる事を考えると、根はもっと深いのではないかと思います。

その根は、自己中心的な人が増えたことだと思います。
この場合の自己中心的は「自分のわがままを通したい」と言うよりも、「相手の事を考えない・思いやらない」と言うタイプです。
相手の事を考えられない人は、相手が何かを言う時に、どういう考えがあってその発言をしているかを理解できないのです。

「パンがおいしい」と言う言葉を発した時に、その時に口にしたのが大好物のパンだったかもしれませんし、もしかしたら自分で初めて作ったパンで浮かれていたのかもしれません。
いずれにせよ、本人はパンを食べて幸せだった気持ちを表現したかっただけなのに、そういう事を考えられない人のクソリプで踏みにじられてしまったわけです。

相手が何を言っているのかを理解するためには、日常的に本を読むなどして文章からその意図を読み取る訓練も確かに必要ですが、まずは相手を思いやる心が必要です。
この相手を思いやる心を大事にして欲しいと言うのが、今日の話の一番の部分です。
相手を思いやる事ができれば、読解力とか理解力と小難しい事を言わなくても、相手の言いたい事を理解できるようになります。


以上、今回のお話しはここまでです。
また次回、お会い致しましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?