魅惑のアジアン・バイオレット“バタフライピーソーダ”
2021年8月3日からセブン&アイ限定で発売されている、「バタフライピーソーダ」(アサヒ飲料)。
日本ではなかなか珍しい、鮮やかな発色の紫色がサウナーの目を引くドリンクですが、色の正体は着色料ではなく、東南アジアを原産とする青い花「バタフライピー」の色なんだそう。
バタフライピーはハーブティーやスイーツの材料としても使用されており、まさに”映える”を体現した原料だが、果たしてサウナとの相性はいかに…
今回は、西武新宿線「新井薬師前」駅、徒歩3分のところにある銭湯『新越泉』のお供に、レポートしてきました。
★総合評価
まず、なんと言ってもボトルに入れたときの、見た目の美しさ。透き通るような紫は、スポーツドリンクのようなオーソドックスなサウナドリンクとは異なる、妖艶な雰囲気さえ漂っています。
味は「ライム」の炭酸で、見た目から想像するクセもなく、とても爽やか。甘さもいわゆる炭酸飲料のジュースと比べると控えめで、口の中に残る嫌な感じもありません。
それでは、総合評価です。
総合得点 40点
バタフライピーの正体
まず一口目にして驚いたのは「クセ」の無さ。
ライム味をベースにした強めの炭酸飲料で、色からは想像できないような軽やかさがあります。
「バタフライピー」は、赤道付近の熱帯地域に生息するマメ科の植物で、大きく開いた花びらが蝶のように見えるということから、「Butterfly(蝶)」+「Pea(豆)」=「バタフライピー」となったのが由来と言われています。
美容大国としても知られる原産国のタイでは、飲み物、料理、お菓子さらには、白髪予防、抜け毛予防としてシャンプーにも使用されているなど、古くから幅広い用途に使われています。
その理由は、バタフライピーに含まれるアントシアニンの量。ブルーベリーの約4.2倍とも言われ、抗酸化作用が期待できるのも、美容大国タイで流行る理由なのかもしれません。
女性サウナーにも嬉しい、メラニンの沈着を抑える効果があるアントシアニンが豊富ということで、評価項目「その他 特徴」は『9』としました。
爽やかな香りと爽快感
サウナー後の水分補給では、ポカリスエットよりも、イオンウォーターが好まれる理由として、飲んだ後のすっきり感があるのではと思います。クリスタルガイザーなどのミネラルウォーターを愛飲しているサウナーも恐らく後味を気にしているはず。
そういう意味では、甘さ控えめな「バタフライピーソーダ」は、サウナドリンクとしはかなり高評価ではないかと思います。
ただ、そもそもハーブの香りがすごく苦手な人もいるので、ここは評価が分かれるところかもしれません。
のどごしについては、強めな炭酸飲料なのですっきり感はありますが、水分を早急に取り入れたい!と望むサウナーにとっては、ポカリで割るなど、工夫をすることでさらに適した飲み口になるのではと思います。
好きな人にはハマること間違いなしです!