コロナ感染(発症11日目)
27日
体調は100%回復。
保健所の方から、今日をもって自宅療養終了との連絡がきた。
謝罪と感謝
コロナにかかったせいで、家族、友達、会社の人たち、周りの方々に多くの迷惑をかけた。
心配もかけたかもしれない。
本当に申し訳ない。
家から出られないから食料を持ってきてくれた、親、友達、会社の先輩方、みんなに感謝の気持ちでいっぱいだ。
迷惑をかけているのに、自分からお願いしたわけでもないのにとても気遣ってくれた。
保健所の方々からも親切丁寧に対応していただいた。
自分の周りには良い人たちばかりでとても恵まれていると心の底から思う。
本当にありがとう。
療養中の生活
一人でいる期間が10日間続いた。
自由な時間が増えたことで、頭で考えていたアイディアがだいぶ形になりつつある。
その点は良かったと思う。
ただ、精神的な波は大きかった。
前半は一日中やりたいことに打ち込めたからめっちゃポジティブ。
後半は家にいるのが辛くて外に出たくて鬱になりそうだった。
それに、誰とも会えないという孤独をとても感じた期間でもあった。
一人暮ししていても孤独を感じなかったのにな。
最後の方になると、もう自宅療養が終わるというゴールが見えてきて少しポジティブになる。
療養する場所が、病院だったりホテルだったら、やることがなくて本当に鬱になっていたかもしれない。
まだ自宅で良かった。
辛いこともあったけど、こんだけの期間休んだことで、自分自身の色々な感情や気づきがあった。
現実的に2週間くらいの休みは取れないだろう。
学生以来の5月病になりそうだが、来週から久しぶりの出社だからまた頑張ろう。
思い
自分の症状は熱もなく風邪のようなもので軽症だった。
しかし、中には重症の方や亡くなる方もいる。
軽症だから良かったものの、もしかしたら死ぬほど重症になる可能性もあったと思う。
実際にコロナにかかるまでは「かかったらしょうがない」という甘い考えだった。
インフルエンザと同じようなものと考えれば軽く考えるかもしれない。
しかし、そんな軽い考えをしていると、本当に死んでしまうかもしれない。
そうなってしまったら手遅れだ。
お願い
亡くなったり、重症化して後遺症が残ったりしまわないように、もう一度各々が自覚をもって感染予防対策を確実に実行していただきたい。
それは同時に、医療提供体制の維持・充実、医療関係者やそれ以外のコロナに関わる全ての人たちの負担を減らすことにも繋がるはずだ。