初めまして
國學院大學陸上競技部中距離ブロックにて800mを専門に取り組んでおります、境野悠河と申します。
PB 800m 1'55"75
今、新型コロナウイルスで満足に練習できずに、自宅待機を強いられていますが、これを機に自分の考えを綴っていきたいと思います。またこの発言内容は団体、所属を代表するものではありません。
まず私の経歴を簡単に綴らせて頂きます。
私は小学校4年生から中学3年まで野球をやっていました。高校も野球をやるつもりでしたが、新しいことに挑戦したくなり、現在大學でも同じ中距離ブロックに所属している、先輩に誘われて陸上競技部長距離ブロックに入部しました。800mを始めた理由は長距離ブロックに所属していたものの、長距離があまり得意ではなく、長距離の中で1番短い距離で試合に出れるのがトラックを2周する種目の800mで、そんな単純な理由で始めました笑
その中でいつの間にか800mに打ち込み誘ってくださった先輩の背中を必死に追うようになりました。
私は特別速いわけでもなく、至って平凡でした。高校3年の最後の大会まで1分台を出すことができませんでしたが最後の大会にて意地を見せ高2以来の自己ベストを更新でき1'59"28で1分台を出すことができました。
そうして月日が経ち、大學でもこうして競技を続けさせて頂いています。
大學では短距離ブロック中距離として活動しており、時には短長ブロックなどに混ざり、自分で足りない部分を補うようにして考えながら練習を行なっています。長距離で培った体力を元に、スピードの強化を行い、大學に入り、約4秒伸ばすことができ、高校時代、県大会にも行けず、地区の予選落ちしていた私が関東大会に出場するまで成長することができました。
今では大学陸上界を沸かせてるのは駅伝だけじゃない、俺たち中距離、トラック勢もいるんだぞ、そういう気持ちを持ち、正直妬みもありますが、トラックにも注目してほしい、1人でも800mという競技に興味を持ってほしい、という強い思いを持ってトレーニングに励んでいます。
その際には確固たる目標があり、それに向かってひたすら練習に打ち込んでいましたが、現在、新型コロナウイルスが蔓延し、その影響で満足に練習することができなくなり、試合もなくなり、目標、モチベーションがなくなってる人が多いと思います。私もそのうちの1人でした。
しかし、トラックは使えませんが、自分やりたいことができる、与えられた環境下でどのように工夫をして練習をするか、そう言った考えながらトレーニングをするということがアスリートとっては1番大切な部分だと思います。
Start where you are. Use what you have. Do what you can. [Arthur Ashe]
このアーサー・アッシュ氏の言葉の通り、今ある所から、ある物で、出来ることから始める。
いつ始まるかわからない今シーズンですが、アスリートの皆さんコロナに負けず、打ち負かすくらいの気持ちで頑張りましょう🤜
頑張ろう、アスリート。
長くなりましたが、今の気持ちを綴りました。
また次回👋