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息子の入院・その4
明け方,片タマが痛くて救急搬送された次男。
精巣捻転と診断が下り,緊急手術が決定。
不安な顔をしながら
緑の術衣の小児外科医に連れられて、
いよいよ銀の扉の向こうにある手術室へと
いってしまいました。
朝4時に救急依頼を出して、処置。
その後6時に手術が決定。
なんと、まだ朝でした。(笑
息子と別れた我々はというと、搬送処置室で
様々な手術に対する同意書にサインをし、
訳がわかるような・わからないような状態で、
家族控室へと連れられていきます。
エレベーターを降りると、
インターホンがある扉の前に看護師さんが立ち、
ピンポーン…
「はいこちら救急治療病棟。」
「緊急手術のご家族を控え室に連れてきました」
「確認できました。お入りください」
ガチャ。
ガラスの扉を開けて、
隔離病棟へと連れられます。
「隔離病棟…」(えええええぇぇ…
「はい、こちらでお待ちください。
そして、こちらが入院の申込書、
ハンコがいるのでお家で押すなどして
後に一階受付へ。
こちらが入院のためのパンフレット。
必ずお読みください。
そして、入院のリスクの同意書、
退院支援計画の同意書、入院セット申込書……
以上です。 のちに取りに伺います。」
「…この病棟に入られる時は、
インターホンを押してからお入りください。
そして、面会時間は13時〜15時、
18時〜20時だけです。 時間厳守でお願いします。
長居はせずにお帰りください」
「はい〜…」
大量の書類の前で、疲れてきました…
いや、まだまだ。 術後の息子を見てから。
後でパジャマや差し入れを持ってこなくては。
書類にハンコも押してこなくては…
“ぐーーー” (お腹の音) 時間は朝7時。
正直すぎるお腹を満たす為、
旦那が院内コンビニへ。
おにぎりを、もそもそと食べながら、
同意書に名前を書き、
アレルギー有無などの書類にチェックを入れ、
時計も何もない部屋で、さらに待つ事しばし。
最初の処置をしてくださった小児外科の先生と
もう1人、ベテラン感をバンバン漂わせた
腕毛が立派な先生方が連れ立って控室に。
「今無事終えました。ねじれは治しました。
今のところ、壊死などの心配はないでしょう。
ただ、数日後、やっぱり萎縮する症例も
ありますので、油断は出来ませんが。
そうなると、摘出手術になります。
ですが、今は良好なので様子見ですね。」
「もう片方も固定しましたので、安心ですよ」
ベテラン(多分)先生と、
若いけれども俊敏です(きっと)先生2人が
笑顔で、術の経過を話してくださると、
あら不思議。
「あんし〜ん」と思えてしまいます。
「では、我々はこれで」ニッコリ。
「ありがとうございましたっ!」ペコリ
ふぅ〜〜〜。
マジ安心。
「では、息子さんのところへご案内します。
ここから先は離れずに着いてきてください」
(隔離病棟の、
さらに奥の、もうひと扉ある隔離病室へ…
いよいよ息子と再会です。
また次回。
ふぅぅぅ(疲れたよね?笑