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息子の入院・その6

明け方の片タマの痛み〜救急搬送〜
精巣捻転が判明〜緊急手術〜隔離病棟へ。

ベテラン(多分)大先生と、俊敏(きっと)若先生の
執刀により、無事タマのねじれを治され、
固定する手術も施され、病室に帰ってきた息子。

麻酔が完全に覚めるまでは、
せん妄(せんもう)という、うわごとや、
少し変な行動をとりがちだという
説明どうり、起きようとしたり、
何かをしたいと朦朧としつつも訴えます。

静かな方が良いかと思い、
我々は病棟を出ることにし、入院のための
荷物を作りに家に帰りました。

枕でしょ〜(リアルな蟹🦀の形のクッション)
漫画でしょ〜(鬼滅の刃1〜6巻まで)
箸にフォークに ふりかけ!(これ大事)
テッシュ(これは忘れました)笑
タオル、パジャマ…

結構な荷物です。
後は、入院の申込書の記入。
「なになに…?支払い限度額?
『例)10万』んんっ?」
「中学生だから治療費は一律だとして、
部屋代や諸々の費用での支払い金額か…」
「オレの会社の友達、
盲腸で20万払ったっていうてたわ」
「うそん…」(無いわ〜…怖いわ〜…

さて、昼過ぎたので病院に行きますか。
(面会時間13時〜15時)

「……こちら限度額、
ご記入が済んでおりませんが?」
「え〜っと、いくらぐらいと
書いておくといいのですか?」
「そうですね〜、
普通は10万ぐらいが目安ですが、
中学生ですし、1万でもいいですよ?」

ん〜…基準がわからん。

金額の保証人は2人分必要ですので、
もう1人分、書いてください。(いちいち怖い)

未記入部分を埋め、無事入院申し込みができ、
再度息子に会い、一通り渡して、
…諸々ありました。(割愛)笑
残り、足りないものを夕方渡しに行きました。
(18時〜20時)

枕その2(冒頭のフワフワクッション)
漫画(葬送のフリーレン既刊分)
テッシュ(また忘れました)笑
別の階で売っていたパックの牛乳。

これで安眠できそうです。

が、手術終わりのおじさんが運ばれてきて
同部屋になり、麻酔が覚めきっていない
せん妄でもって、うなり続けて、痛がって、
とっても大変そう。

看護師さんが色々と処置したのち、
痛み止めを入れてもらったようで、そのうち
うとうとと寝られたようですが、
そうなると大音量のイビキが響く。

息子の傷口も、ズキズキと主張し出したようで
動くのが大変という…
こりゃ、寝られん夜が続くな。

次男よ、がんばれ!
母は病室に長居し過ぎて、看護師さんに
「15分過ぎたら、お帰りくださいね〜💢」と
怒られたので(隔離病棟だから余計に厳しい)
帰るわな!

そんな1日目の入院生活でした。
このお話も、後一回で終わると思います。
皆様、お付き合いありがとうございました。

そしてお世話になった、救急隊員の方々、
病院のみなさん、ありがとうございました。

こうして書けているのも、まだ痛いとはいえ、
無事に(多分)手術が終わったからです。
たとえ、この日1日、耳の奥に
救急サイレンが聞こえる幻聴が
続いていたとしても、
無事だということはありがたい。

それではまた次回。

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