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天高く 私 肥える秋

昨日は、
低気圧と言うか、
台風と言うか…が、通り過ぎ、
雲ひとつない日本晴れ、のうえ、気持ちいい風が吹いていた。


写真では分からないけど、
沢山の人トンボが飛んでいて、
羽に日が当たると、キラキラした。
こんなに沢山、まだトンボがいた。
トンボの浮遊感は、まるで無重力で、ずっと見ていると、自分も無重力に引きずられる。
…残念な事に、シオカラトンボや、赤とんぼや、オニヤンマは、いなかった。それらの種類のトンボは、ココ最近見たことがない。



光の強さは、まだ夏だけれど、風が涼しい。
空気がすごく透明で、光が、キラキラして、空が高い。
ヤッパリ、もう秋なのだ。
夏が過ぎて、寂しかったくせに、秋の透明な景色と、忙しない虫たちを見ていたら、余りにキレイで、「秋はいいよね。」と、思ってしまう。



虫たちのは、私を見ると逃げてしまって、虫の写真は撮れなかったけど、これでもかってくらい、沢山の人虫たちがいた。
みんな本当に忙しなく動いていて、私などより、秋を感じている気がした。



滝桜の子供の桜。
枝が曲がりくねって、入り組んでいる。
来年の春には、またピンクの花をつける。
葉がほとんどないけれど、木陰で日向ぼっこした気分になる。



足元に絡みつきながら、一緒に散歩するむう吉。



とうとう寝転んで、私を日陰にし、ゴロゴロ言っている。
気持ち良さそうだから、しばらく日陰になってやる事にした。

風は涼しいけど、太陽を背にした背中が、グリルで炙られてるくらい暑い!!
むう吉は、お構いなしだ。

ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロ

君は、気持ちよさそうだね。

私も、トンボの群れと、君を見ながら、小さくなくヒグラシや、ミンミンゼミ、コオロギ、バッタの忙しない羽音、虫たちが揺らす葉っぱの音、鳥の声…沢山の音を聞きながら、本当は、幸せをたくさん呼吸した。
透明な光で光合成もした。
魂は沢山、栄養補給したよ。



帰り道で見たカエル。
これは、痩せているのかな?
エサは、沢山いるだろうに。

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