その前に
最近、
その前に、やれる事があるんじゃない?…と、思う事があった。
この画像は、私の絵の先生が貧乏学生時代に旅をした写真。
余談ですけど、全く、今の先生とは風貌が違いマス。
35年前のピサの斜塔には、建てられたまま、柵がない。
きっと、柵って、安全対策…って、事でしょう。
日本でも、至る所に柵がある。
私は美しくないな~と、
感じている。
「誰かが落ちる」
「誰かが飛び降りる」
その対策。
個人的美しさより、安全でしょ?
と、言われるかもしれない。
安全が大切という目的なら、その前に、する事があるんじゃない?…と、思わずにはいられない。
安全対策は確かに必要だけど、対策はそこなのか?
無機質な柵を作るより、
子供が落ちないように手を繋ぐように、その前に、誰かがその手を繋ぐ方が大切じゃない?
手を繋がなくても、
「そこは危ないよ。」
って、気に留めるほうが大切じゃない?
無機質な柵を作った途端、何かを放棄してないのかな?
私にはその方が美しい気がする。
…あ、美しいとか、関係ない?
1億人も人がいるのに、その前に、その手を繋ぐ人が居ないって?
柵を作らずに、老若男女、手を繋ぐって良いと思う。