私じゃなくてお金を見てる? : 独り言
ひとの話しは取り方によるけれど…。
そんな風に取る私の思考回路にも、それは仕組まれていると感じざるを得ない
…なんてぇ。あばれる君か?
前日、接骨院に行き、
ひたすら
「また来て下さい」
と、繰り返された。
症状が酷いから、繰り返し来院する必要がある。
そう言われるんだけど、私は仙骨部痛のプロ。
確かに、歩くのもやっとなのだけれど、前回の時よりは軽傷だと自分で分かる。
なのでそう伝えると、あえて否定はされない。
「そうですか。でも、座り方とか治した方がいいですよ。」
確かに。私は姿勢が良すぎると以前も言われた。
「今日は痛みが強いから出来ないけど、また来て下さい。」
また来てと繰り返される度に、
一度に治せないのが、当たり前のように取れてしまう。
痛いのに無理矢理矯正するのは良くない。それはごもっともだ。痛くて正しい姿勢になれない事は確実にあるから。でも逆に、痛みが取れれば自然と正しい姿勢になっている事もあるだろう。
私が、接骨院や病院に行くのは、行かないと職場で催促されるからだ。
休むなら診断書を持って来てと言われる事もある。
ただ、どこがどの様に悪いのかを聞けるのは安心の一つだけれど。
果たして、接骨院や病院に行ってよくなるか?
多くの人は良くなると答えるだろうけど、仙骨部の痛みのプロの私は、友達や姉妹と温泉に行って体の声を聴きながら、ストレッチして、ウォーキングした方が治ると思っている。
心から癒される方が、元気になる。
まぁ、その程度の症状と言うべきか。
接骨院や病院にだけに頼ると、一二週間は治るまでにかかる。でも、温泉ストレッチとウォーキングなら三四日で治る。
まぁ、痛いのはかなり我慢しなくちゃいけないけど、どの道痛いのだし。
そこは人それぞれあった方法を選べばいい事なのだけれど。
「また来て下さい」
と、繰り返された後、お会計の時、
「領収書は入りますか?」
と言うので
「はい」
と答えると
「一回毎より、1ヶ月毎の方が面倒ではないですよ。」
と言う。
確実に、来院するのを当たり前に話しているし、書く気もなさそうだ。
来院すれば、私の負担額は少なくてもその回数分保険点数が入る。
その図式が頭に浮かんでしまった。
治す事より、保険点数が頭の中を占めていそうで、健康保険から給料を頂く同業者としてはゾッとした。
もっと勝手に拡大解釈すると、一度で治しては、保険点数が入らない。この人は私を治す事と保険点数とどちらに比重を置いているんだろう?
それは批判でも何でもない。
だって、今の世界、儲けられない者は弱者…所謂、愚か者なのだから。
保険点数に比重を置けるものが強者なのだ。
果たして彼は、私の顔がお金に見えていたのだろうか? 本当のところは分からない。
そして、自らの意思ではないにしろ、私だって同じ事をしていて、○○腐ってると、時々思う。
そう思う心が、今回のこの痛みを作り出しているのかもしれない。
良いも悪いも無いのにねっ。