火起こしから見えた　子どもの幸せ、大人の幸せ

畑のイベントに参加しました。

畑のイベントと言っても
畑仕事ではなく、
畑の真ん中で、
畑の園主や、そこで採れた野菜とつながった人たちと
畑の恵みいっぱいのごはんを作り、
畑でともにいただく、というイベントです。

内容は
火起こし、
かまどで羽釜ご飯を炊く、
野菜を切る、
薪の火で野菜やスパイスをいためて
お豆のスパイスカレーを煮込む、
みんなで隣町の花火大会の花火を見ながら
カレーを食べる、
ロースイーツケーキの旬のデザートを食べる、
と、盛りだくさんです♪

とは言っても
参加者はやりたいことを
やりたいだけチャレンジできます。


火起こしでは
子どもたちは思い思いのままに
ファイヤースターター＊で火花を散らし、
(＊文字通り火花で着火させるもの)
何度もマッチをすり、
夢中になって
火が起き上がるのを見届けます。

難易度が高く、
大人も四苦八苦。
他のことに興味が移る子どももいれば、
もうごはんを炊き始めていても
まだまだマッチの楽しさが続いている子どももいました。

そんなそれぞれの楽しみ方を味わう子どもたちに
「あきらめずに最後までやりなさい」とか
「もう必要ないからやめなさい」などと言う大人はいなくて
なんなら再チャレンジしたくなっちゃう大人がいたりして、
大人も子どもも
それぞれがやりたいことを
充分に保証されている場でした。

夢中になっている子どもたちから
ものすごくエネルギーを感じました。
その姿は未来そのものです。

そしてそんな姿を見て
同じようにやってみたい２歳くん、３歳ちゃん。
好奇心のままに突き進む様子に
未来は明るいぞ、と思ってしまいました。

チャレンジする
内容も、
時間も、
量も、
ちゃんとそれぞれにちょうどよく
自分で決められる(許される)
それが
幸せになる由縁なんだと思いました。


そして、
あの場にいた一人ひとりが
そのまんまで
愛おしくて
素敵でした💓

畑と、
そこに流れる風と、
集う人たちで紡がれる時間。

そのすべてが
それぞれの心にふれ、
それぞれの体に入りこみ、
やさしく
力強く
包まれた感じがしました。

そんな尊い場を
与えてくれたYOKOちゃん、
心から
ありがとう。
(その場所はこちら↓)

子どもも
大人も
そのまんまで。

あなたの幸せの火が
灯り続けますように。