30代妻子持ち男性の悲哀
先日、もともと私の仲の良い友人たちと
(密集を避けながら)久しぶりに集まろうか?という話が持ち上がりました。
その提案のLINEの返答が以下です。
行きたい、が最近残業続きで奥さんに負担かけてるから家を空けては行けんし、一緒に行くにしても子供はまだオムツが外れてないし…参加は厳しいところっす
友人AのLINEより抜粋
俺も平日に帰り遅くて家のこと何もできてないから休日に家事全部やったりするのでAさんとちょっと似てるかも
気晴らしも大事だけど家のこと気になっちゃったりするよね
友人BのLINEより抜粋
☆こんな男性も多いんじゃないだろうか?☆
私の率直な感想は
「お前ら。。。本当に良い旦那だなぁ。。。優しい。。。(o^^o)」
(↑この感想に違和感があったらこのあとは読まない方がいいかもしれません)
しかし、私の周りだけにこんな優しい奴らがいるわけではないと思います。
Twitter上には
「旦那が育児をしてくれない」とか
「旦那に子どもをまかせたら1時間持たなかった」とか
結構ヤバい例がたくさん出てきます。
その中でも私が一番驚いたのは「#旦那デスノート」
↑これは、男性は見ない方が身のためだと思います。。。💧
夫婦間の問題はいつの時代もあるとはいえ、
「デスノート」書いたらあかんやろ。。。(^◇^;)
☆多くの男性は育児も頑張りたいと思っている☆
上述した私の友人たちは、普段から本当に育児を頑張っていると感じさせてくれる奴らです。
だからこそ、私の育児休業についても快く背中を押してくれたわけですね(・∀・)
これに関しては統計がないので主観でしかないのですが、
そんな男性たちは、きっと世の中にたくさんいると私は思います。
じゃ、なぜ育児休業が増えないのか?についてですが、
やはり日本人ならではの気質みたいなもの
例えば…
✅人様に迷惑をかけてはいけない
✅一度始めたら最後までやり通さなければならない
✅周りの目が気になる(世間体)
などなど。
また職場の労働環境
✅人材不足
✅そもそも業務量過多
✅男女の役割に対する先入観
こういったものが複合的に絡み合って、
男性自身を縛り付けている部分も少なからずあると考えます。
☆職場環境の例〜トヨタディーラー〜☆
別の日にいつもお世話になっているカーディーラーに
車の点検に行ってきました。
そこで、いつも対応してくれるトヨタの営業マン(30代男性)と育休の話をしました。
営業マン「ゆえしさん、いま育休中なんすよね。スゴい会社ですね、男性で育休取れるなんて。」
ゆえし「(??トヨタほどの会社なら、しっかり言えば取れそうなものだけど。。。)そうですか?まぁ引継ぎにも迷惑がかからないタイミングを狙ったのもあって、取ることができました。」
営業マン「そうなんですか。私はバッチリ働いてましたよ(^^;;(次女に向かって)お父さん、優しいねぇ。私はダメって言われちゃったんでね。あ、そうそうこの車なんですけど。。。」
もちろん、これ以上トヨタの育休事情について突っ込んだ話をしていないので
実際のところはわかりません。
それに、彼は4歳と小学生の子持ちですから、
取得するとしたら少なくとも4年前のこと。
まだまだ男性育休の流れが来ていなかった時ですからね。
一概に比較はできません。。。。が、
「あのトヨタでさえも、まだそのくらいの意識なのね。。。^^;」と私が思ったのは事実です。
☆育休を取りたい人がすべからく取得できる時代にしたい☆
繰り返しになりますが、いま育児休業を取得したいと思っている男性は、
世の中に増えてきていると感じます。
それでも育休取得率がなかなか上昇しない、ということは
「取得したい!けれど、どうにも取得できない!」という人が、世の中にいっぱいいる、ということを
どうか女性の方もご理解いただきたいですm(_ _)m
私は幸運にも育休を取得することができた身として、
「育休を取得したい人が、男女を問わずすべからく取得できる社会」になればいいな、と思っています。
そのために何から始めればいいのか?さっぱりわからないけれど、
私が今できることは、こうして男性育休の実情を伝えつつ、
世の中の意識を、少しずつでも、変えていくことくらいかな、と。
最後に社会を動かすのは、
制度やお金ではなく、
人々の意識 だと思うからです。
これを読んでくれているあなたも、もし育休を検討しているのなら、
勇気を出して、一歩を踏み出してみてください。
その後に起こることは、誰にもわかりません。
でも、きっと「取得して良かった!」と思えるはずです。
私もこのnoteを通じて、今後も発信を続けていきます。
一緒に、仕事も子育ても、頑張りましょう(^_^)
「そうだ、俺たちは強い!」(『スラムダンク』より抜粋)
これまでの常識になんて、負けないぞ!( ´Д`)y━・~~
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