
おうちでの理想の学習環境とは?部屋の位置・レイアウト
れあなたのお子さんの勉強する部屋はどんなものでしょうか?
正直「子どもが勉強するようになる部屋」というテーマは、
根拠があるんだか、ないんだか?なので、
話半分で聞いているのですが、
なんだかんだで自分の家で取り入れられそうな部分は
「やってみようかなぁ」と考えたりもする自分がいます(笑)
この記事は…
・プレママ、プレパパ
・小さな子をお持ちの方
・家、マンションを買おうと思っている方
に役立つ記事です。
☆結論:子ども部屋はあったほうがいい。でも、家全体が大事☆
結論からいきます。
「子ども部屋はあったほうがいいが、自宅全体が大事」です。
親としては
「勉強は自分の部屋でやりなさい!」と思いますが、
実際に子どもが部屋にこもってやり出すのは、
相当大きくなってから(私の実感では中学生くらい)でしょう。
それまではリビングであったり、居間であったり、
場合によってはダイニングテーブルなどでやったりすることもあって良いです。
☆理由・根拠☆
1.子どもが勉強するのは自分の部屋だけでない
難関大に合格した高校生たちは、
勉強する場所を上手に使い分けている、といわれています。
自宅・図書館・塾の自習室・学校などですね。
さらに強者になると、学習する内容を場所によって変えたりして、
より効率の良い勉強をしているようです(^◇^;)
東洋大学情報連携学部教授の渡辺明子氏によると
「子どもにとって、生活の『基地』は決して子ども部屋ではなく、家全体だ」といい、「頭の良いこが育つ家」に共通する要素として、「ノマド」を挙げています。
『子育てベスト100』(加藤紀子 著)より抜粋
ノマドとは”遊牧民”のことです。
渡辺氏の調査でも、頭の良い子は必ずしも子ども部屋だけでなく、
家の中で勉強する場所を変えながらやっているようです。
2.子ども部屋を孤立させすぎない
渡辺教授によると、
子どもにとって、一人に慣れる個別の空間は精神的な安心感につながり、成長の過程に欠かせないもの
としながら
「小さくても家族とつながりの感じられる、風通しの良い場所であるべきだ」
と主張しています。(『子育てベスト100』より抜粋)
よく”リビング学習”がもてはやされることがあります。
私の塾講師としての経験からすると
✅自室だと静かすぎる
✅自室だと漫画などの誘惑がある
などの理由から「集中して勉強できない」という子がいるのは事実です。
大人は「リビングではかえって集中できないのでは?」と思いがちですが、
多少の雑音(人の移動やテレビなど)がある方が集中できる、という研究もあります。
また今後は小さな子でも「ちゃれんじタブレット」「スマイルゼミ」「RISUきっず」などの
タブレット学習が増えていくと予想されます。
学習専用タブレットであっても、親としては
「タブレットで何をやっているのか?」が気になったりもするでしょうし、
子どももすぐに誰かに聞ける環境があるのはより良いことですね☆
3.リビングを通って行ける部屋を選ぶ
建築家の横山彰人氏は、
玄関から直接出入りでき、親子が顔を合わせない場所に子ども部屋をつくると、子どもが家族から孤立し、非行などにつながりかねない
『子育てベスト100』(加藤紀子 著)より抜粋
と述べています。
これは科学的な根拠に乏しいと思いますが、
親のいる場所を通過しないと自室に行けない、となれば、
まぁ隠し事はしにくくなりそうですね( ̄▽ ̄;)
子ども目線では、嫌かなぁ。。。(笑)
親目線で考えても、リビングを通らずに行けるとなると、
子どもがいつ帰ってきたかわかりにくいなどのデメリットはありますね。
☆我が家の環境・これからのイメージ☆
1.いまの環境
我が家には”子ども部屋”はまだありません。
我が家の長女は保育園年中ですし、自宅も狭いのでね(^◇^;)
ただちょっとした”自分用スペース”を作ってあげてはいます。
もともと私が独身時代に
会社の先輩からゆずり受けた黒色の小さなテーブルを与えて、
「ここはあなたの机だよ。自分のものはここに置きなさい。」としています。
横にはちょっとした棚を置き、おもちゃなんかが置いてあります。
これによって片付けの習慣がついた、とはいきませんが。。。(-。-;
ただここで本を読んだり、こどもちゃれんじをやったりすることもあり、
少しずつ自分のスペース、という感覚を持ってもらえたら、と思っています。
2.今後の想定
「小学生になったら机を買わないとねぇ。。。」とは思っていたところ、
↓こんなブログに出会いました。
これは自分の中にはなかった新しい視点を与えてくれたモノでしたね☆
我が家のようにスペースに余裕がないご家庭では、
有効な手段だと思いました。
ただ、いずれにしてもこういった学習机を置くとなると、
それなりのスペースが必要です( ̄▽ ̄;)
そこで、
「いま寝室として使っている6畳間を『子ども部屋』として与え、そこに机を入れようか?」
と妻と話しています。
ただこの部屋もリビングを通らないと行けない部屋なので、
すぐに様子を見ることはできます。
またそれに合わせて、寝る場所も「親離れ・子離れ」しようと。
私たち夫婦はもう一つの、ちょっと狭い部屋で寝ようかと考えております。
あとは本人がどう言うかかなぁ??( ̄◇ ̄;)
☆その他、勉強に集中できるようにするためには?☆
部屋だけでなく、
STUDY HACKER のHPによると
デスクと壁の間にはできるだけ空間をとり、なるべく壁が顔の近くに迫らない状態にすることが大切
また、
デスクに対する窓の位置も重要。理想的な窓の位置は“利き手と反対側”です。右利きの人であれば、ペンを持つ手と逆の左側に窓が来るようにすることで、自然光によって手元を明るくできます。
ウチの子も左利きなので、向かって右側に窓があるのが理想ということになります(-。-;
ちなみに、小学校や中学校は右利きの子が多い前提で、
教室は黒板に向かって左側に窓がある作りになっていることが多いんですよ♪
☆まとめ☆
✅子ども部屋は必要。しかし自宅全体が”勉強スペース”
✅部屋の位置はリビングを通って行ける、親の目の届きやすい場所が良い
✅机のレイアウト、採光の位置もこだわるべき
✅タブレット学習の増加が予想され、ますます親の目の届く方が良い
いかがでしたか?
子ども部屋の位置やレイアウトは、一度決めたらなかなか変えられません。
また学習姿勢に影響を及ぼす可能性はあるので、
少しでも良い環境を整えてあげたいですねd( ̄  ̄)
↓ 関連記事
いいなと思ったら応援しよう!
