5歳の夏の自由研究
今日、マクドナルドでドライブスルーをしたらこれがついてきた。
本当はミニオンズのおもちゃかこの図鑑か、あと何かの3つから選べたのだが、本人の意思も聞かず(?)これを頼んでしまったのだったf^_^;
☆理科に興味を持ってもらいたい!☆
自分は文系のくせに(八王子にある某大学の法学部)、塾で中学生相手に理科を教えていたせいで、理科の重要性を身に染みて感じている。恐らく有名な中高一貫高の出身の方々は優秀な先生方の下こういうことを自然に学んでいるのだと思うが、中学生の主要5教科のうち英・数・国 と 理・社は明確にその目的が異なる。
理科→世の中の自然科学を解明する学問
社会→世の中の人間社会を解明する学問
※補足:公民が主にそれで、地理と歴史は公民をより深く学ぶために
必要不可欠な知識を学ぶもの。
数学→論理的思考力を磨く 国語→母国語を学ぶ 英語→最も身近な外国語として他国の文化・教養を学ぶ
「英数国が土台」と言われる理由は、そもそも何かを学ぶ上で論理的思考力やそれを表現するための母国語は“必須の道具“であり、それを使って理科や社会を学んでいくという考えがあるからだそうだ。そして、理科は文字通り自然科学。その研究成果そのものが、人間生活に直接的に役立つものも多い。「リケジョ」なんて言葉が流行った時期もあるが、女性だって優秀な人は多い。
☆保育園児に理科を好きにさせる方法☆
自分の子どもにどうやったら理科や社会を好きになってもらえるだろうか?親としては、どうしても考えてしまう( ̄^ ̄) 数多くの小中学生を見てきた中で私が出した一つの結論は「楽しさを植え付ける」ことだ。
理科が嫌いな子どもたちでも、多くは「実験(観察)は好きだけど…。゚(゚´Д`゚)゚。」という。そもそも5歳の保育園児に、自然科学の法則を事細かに説明しても、わかるものとわからないものがある。(一応、説明はしている。大事なので。)だが自然科学は、学校に行って習えばいい、というものでもない。なぜなら、題材そのものは日々の生活の中にいくらでも転がっているからだ。
私も親なのでわかるのだが、子どもに「どうして空は青いの?」とか「どうして水は冷たいの?」とか聞かれても忙しさにかまけて
「そういうもんなの( ̄^ ̄)」
とか答えてしまう。これは最悪。理由は簡単。「子供がそれ以上、何も考えなくなるから」だ。
☆実験キットに頼る☆
今は本当に恵まれているなぁ、と思う。我が家は上の娘だけ「こどもチャレンジ」をやっているが、そのオプション講座で『サイエンスプラス』なるものがある。要は、その年齢にあった「実験キット」を、2ヶ月に1回送ってくれる商品だ。内容は「シャボン玉の不思議(割れないシャボン玉を作ったりする)」「かがみの不思議(光の進み方、主に反射)」「くるくるコマで見える模様(アニメの仕組み)」など、その年齢に応じたものにしてくれるのだが、やはり工夫されたキットや教本があることで、それをきちんと原理から教える機会が生まれる。
ここで大切なのは、「原理原則を教えること」は優秀な親御さんならできると思うのだが、目の前の“体験“を通じて、こども自身が何かをビジュアルで何かを感じ、思考し、そしてその原理に辿り着く、という“プロセス“そのものだ。このプロセスを手軽に体験できることに、こうした実験キットの良さがあると考えている。
☆偉そうに言ってみたが…☆
とは言っても、ウチの娘もまだ5歳。優秀になるかどうかなど、さっぱり予想もつかない。私は学習塾の教師だが、自分の子どもに勉強をこちらから積極的に教えようとは一切思っていない。親子で教えるのは、勉強に限らず限界があると思っているからだ。他人の方が、確実にうまくいく、そう思っている。
私が親としてやるべきことは、子どもと一緒にこの実験を楽しみ、体験することだと考えている。親が一緒になって関わることでその機会を増やすことができるし、単純に機会が増えるだけでも、実験というものに対する好感が生まれやすくなり、自ずと興味が生まれてくるだろう…なんて、考えている。冒頭に紹介したマクドナルドの本の中に「糸電話」があったので、家にあったもので作ってみた!なつかしい〜(о´∀`о)
↑家にタコ糸が無くて、サッカー応援用のメガホンについていたヒモを代用した(汗)ちょっと聞こえづらかったが、なんとか伝わったみたい。子どもはこんなものでも十分に喜んでくれる。ちょっとした手間ではあるが、その手間を惜しまずにこれからもやっていきたい。
え?それでも理科が嫌いになったらどうするかって?いいんです。最終的に理科・数学が嫌いになろうとも。親の責任ではありませんので( ̄^ ̄)
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