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男性が”自分の意志”で育休を検討すべき理由
「男性育休って最近聞くようになったなぁ。。。妻にも”取って”と言われているし、俺も取った方がいいのかなぁ。。。( ´Д`)y━・~~」と
”妻にお願いされたから”取得するのは、むしろやめた方がいいかもしれません。
後悔しかねないですし、それを誰かのせいにしてしまうのもよくないですよね。
この記事は…
・近い将来、子どもが欲しい男性
のみに向けて書いています。
特に女性の方にはあまりオススメできないかもです。男の本音が。。。。( ̄▽ ̄;)
☆男性育休の取得は”自分のため”と考えられるか?☆
私はこのnoteで「男性も育休を取得しろ!それが世のため、人のため、奥さんのためだ!」と言いたいわけではありません。
男性自身が育休を検討・実際に取得することで、人生の幅が広がったり、
視野が広くなったり、子どもをより愛せるようになったり。。。。
そういう男性自身にとってプラスの部分もあるよ、ということを発信したいと思ってきました。
誰かのために何かをしてあげることは美しいことだと思いますが、
パートナーに対してそもそもして”あげる”って。。。。何とも上から目線な気が。。。( ̄◇ ̄;)
自分の意志でやったことが、結果として相手のためになる。
そんなのがお互いにとって望ましいと考えています。
また男性が日本で育休を取得するハードルは、まだまだ高いのが現状ですね。
だからこそ、思い切った決断ができないと育休取得には結果として至らないと思います。
そのハードルを超えていくには、何よりも「自分の意志」が大事です。
自分の、自分による、自分のための育休にできるかどうかがより充実した人生への一歩になるはずです。
☆”自分の意思”が大切な理由☆
理由その1.想像以上にストレスがたまる
いろいろな人がネット上でも書いていますが、
赤ちゃんの世話は結構ストレスが溜まります。。。。( ̄◇ ̄;)
✅気軽に外に出歩けない
✅自分の時間がとりづらい
✅基本、赤ちゃんに生活を合わせる必要がある
などなど。
作業の大変さ以上に、心理的に大変な部分が多いです。(全然苦にならない方もいらっしゃいますけどね。。。)
これについては過去記事(育児の辛さはどこにある?”言葉”が通じないことのストレス)でも触れています。
「自分の意思でこうしている」と思えなければ、乗り切るのはハードだからです。
理由その2.経済面での不安
最も表面的に出てきそうなやつですね(笑)
「育児中も、どうしても今の生活の通り、お金を使いたい!」となると厳しいかもしれません。
しかし自分の意思で育児をすると決めれば、出費を抑えることはさほど難しくないはずです。
そもそも…
✅乳児を連れては遠くまで出掛けられないし(旅費・食費)
✅乳児がいることを知りながら飲み会に頻繁に誘う人もいないだろうし(交際費)
✅外部の人と出会う機会が減るので身だしなみに使う費用(服飾費)も減る
家庭にもよるので何とも言えない部分はあるのですが、
「本当に生活できないのか?」は、パートナーと一緒に家計の状況を明確してみる必要があると思います。
ひょっとしたらあなたが思っているよりも、パートナーがしっかり貯めてくれているかもしれません。
家計の管理方法も家庭ごとに異なっていると思いますが、
いま自分の家の家計の状況がどういう状況なのかを正確に知っていますか?
これを知っておくだけで不安が減る人もいるはずです。
それに「育児休業給付金」がありますので、それも合わせてできる限り正確なシミュレーションをしてみてください。
給付金については、過去記事でも触れていますのでご興味ある方はご覧ください。
「育休取得者が徹底解説☆「育児休業給付金」の実態と小ワザ2020」
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理由その3.キャリア形成上の不安
男性なら特にこれは大きいのではないか、と思います。
私自身も、そう思っていましたし、今も思ってはいます。
でも本当にいまのまま働き続けることが出世や昇進に直結するのでしょうか?
「会社のためにどれだけ尽くしたか?」が昇進に本当に問われる会社なのであれば
それも致し方ないのかもしれません。
以前、私が上司に言われたのは
「会社にとって大事なのは売り上げを上げることだよ。それが一番の貢献なんだ。」
この言葉は人によって伝わり方が違うかもしれませんが。。。(^^;;
成果を出すことが会社に対しての貢献であって、
長く勤めることや、会社の言うことを聞いているだけなら、
少なくともその貢献は微々たるものでしかない、と私は受け取りました。
つまり戻っても会社に貢献できるスキルや力量を持ち続けることが大切です。
理由その4.勤務している会社が人生を保証してくれるわけではない
年功序列・終身雇用の崩壊はすでに叫ばれています。
直近の話題では、トヨタが一律の定期昇給を廃止しました。
これは年功序列の崩壊の序章にすぎませんね( ̄▽ ̄;)
あのトヨタがやり始めれば、他の企業が追随することは想像に難くありません。
ANAの赤字決算の話題も上がったばかりです↓
コロナ禍という部分はありますが、どれだけ大きな優良企業であっても”絶対大丈夫”はありません。
「これだけ会社に尽くしてきたのに、いらなくなったらお払い箱かよ!( ゚д゚)」という気持ちが芽生えるのは仕方ありませんが、
そもそも会社に自分の人生の主導権を握られているのも、なんか癪ですよね(笑)
理由その5.最後にいてくれるのは家族だけ
会社はいつかやめます。
会社をやめたときに途切れてしまう人間関係は、
あくまでも仕事上の付き合いに過ぎません。
最後までいてくれるのは、他ならぬ、自分の家族のはずです。
「俺は一人で生きて、一人で死んでいく!」みたいな生き方をしたい人は別ですが、
そもそも結婚して子どもをもうけようと思っているあなたは、そうは思っていないはずです。
感謝されることは、最後は自分のため、ですよね☆
☆自己犠牲感は出すな☆
男性って、究極を言ってしまうと「いくらでも言い訳できる」んです。
社会や周囲も(現在のところ)育児そのものはともかく、
育休取得となるとまだまだ男性に期待している風(かぜ)は感じません。
それよりも”子どものためにしっかり働いて稼げよ!”という風(かぜ)の方が強く吹いている気がします(^^;;
だから逃げようと思えば、いくらでも逃げられるんです。
また私は男性が育休を取ることが「”誰か(主に妻)のために”という自己犠牲感」だとじわじわ後悔するんじゃないかな、と思っています( ̄◇ ̄;)
こんなことを言うと、世の女性からお叱りを受けそうですが。。。
私は妻のために育休を取得したわけではありません。
自分で、自分の人生を幸せにするために、育休取得という選択肢を取ったまでです。
いや正確に言うと私の自己紹介記事に書いた通り、妻のためという側面もありますが、メインではないと私は思っています。
仕事に若干の行き詰まりも感じていたし、
自分が人生で本当にやりたい・達成したいことってなんだろう?とも思い始めていたし、
自分が死ぬときには家族くらいには感謝されて死んでいきたいし(笑)
全部、自分のため。悪いやつですね(笑)
そう、私悪いやつなんですd( ̄  ̄)
☆そうは言ってもさ。。。。☆
「いやいや、自分がいなくなったら会社回らないから〜」
と思っていたのは私です(笑)
いや、正確に言うとそう思いたかっただけかもしれません。
それだけ自分は認められている、と思いたかっただけ。
実際に自分が思っているほど認められていたかどうかはわかりません。
でも、それだけ有能だと思うのであれば、
育休を終えた後でも、十分に戦えるはずですd( ̄  ̄)
長い長い会社員人生の中のたった数ヶ月いなかっただけで昇進できないなら、
✅成果に基づいて評価されない会社 か
✅自分の能力がそこまでだった か
のどちらかではないでしょうか?
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☆まとめ☆
✅育休を取得するのは”自分の意志”で
✅キャリア形成上の不安や経済面の不安は「本当にそうなのか?」
✅自己犠牲感はお互いのためにならない
いかがでしたか?
自分の意志として「育休を取得したい!」と思えないなら、
パートナーとしっかりと話しあいましょう。
それが”逃げ”でないのなら、きっと理解してくれるですよ♪だってあなたのパートナーなんですから。
子育て支援サービスも充実してきていますから、
相手のことを思いやって上で
保育園に預けるなり、誰かにみてもらうなり、解決策が見つかる可能性もあります。
生まれてきた子どもとともに、新しい人生が開けてくるといいですね♪
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